福岡オフィスのてらもとです。
福岡県の海を渡ってお隣の山口県にある国宝のお寺をフィルムカメラで撮影したお話です。
「期限切れフィルム」をカメラ屋さんからもらえる機会があり
撮って現像してみたのですが、
期限切れフィルムなだけあって、ぼんやりと写っている写真だらけ。
現像しただけ無駄だったかな?と思っていましたが
下関市長府に行った時の「功山寺」の写真だけが見える形で残っていました。
(さすが国宝...!)
「功山寺」は鎌倉時代の禅宗様(唐様)建築を代表するもので、
国宝に指定されているお寺です。
禅宗様の特徴である「火灯窓」や「詰組」なども見ることができます。
(期限切れフィルムでは見えずらく申し訳ありません。)
↑期限切れフィルム
↑一眼レフ
期限切れフィルムの赤っぽい、緑っぽい色褪せた雰囲気と
古いお寺の佇まいの組み合わせが、
一眼レフで撮った写真に比べて、より実際に体感した「功山寺」に近く
建物の経てきた歳月を感じることができました。
期限切れフィルムで撮っても様になる「功山寺」も
さすが国宝...でした。
春には桜、秋には紅葉が綺麗なお寺なので
山口県の長府に来ることがあれば、ぜひ足を運ばれてみてください。