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無知の領域、焙茶の世界

つづ

大分県、湯町別府市出身。家族との時間が大好き。もうすぐ三十路のハイトーンヘアー母ちゃん。


ご無沙汰しております。つづです。

1年間の産休・育休を経て戻って参りました。

休暇に入った時は、まだ東中野オフィスでしたが、復職すると築地オフィスへ大変貌。

転職した気分で初出社は緊張しましたが、顔馴染みのスタッフを見るなりやはり癒されました。ほっ。


さて今回は、復職前の束の間の休息、娘の慣らし保育中に主人と訪れたお茶屋さんをご紹介します。


最寄り駅は表参道。青山通り沿いにある、大きなビルの一角。

「櫻井焙茶研究所」

有名和食料理店「八雲茶寮」等での修行を経て、「櫻井焙茶研究所」を開設したそう。

今回は併設されている茶房にて、厳選されたたくさんのメニューの中から、

炒りたての焙じ茶と玉露茶をいただきました。

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茶葉の産地や味わい、香だかさを職人さんからお話を伺い、またその中から好みの茶葉を選ぶことができます。

まず、30度という体温よりも低い温度で抽出したものをいただきました。

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人生で口にした事のないお茶、というか、お茶!?という感覚に襲われ、

甘みが強く、苦味はない、ほんのりとした渋みがあり、

まるで濃いめのお出汁を飲んでいる感覚。

これがまた病みつきになる程美味しい。

一煎目は、本当に衝撃的なお茶でした。

二煎目、三煎目になるにつれ、旨味や甘みが抜け、とろみがなくなり苦味が出てきます。

お茶をいれる職人さんの手捌き、作法も必見です。

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付け合わせでいただいた甘味。

・桜の羊羹、最中、柏餅(季節によってメニューも変わるそうです。)

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※職人さんのご好意で、主人と半分ずつにしてくださいました。

店内も静かで落ち着きがあり、時間の流れを忘れてしまうような、そんな空間。

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こちらは、水がスーッと流れ続けているのですが、

お客様の邪気が流れ落ちますように、、との思いが込められているそう。

配慮をインテリアや空間デザインとしても素敵に起こす、粋な発想だな感じました。

店内では、ローストした焙じ茶や四季折々のブレンド茶、茶器も販売しておりました。

また絶対に訪問したいお茶屋さんです。

つづ






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