こんにちは、ナカニシです。
僕はもともと兵庫県の田舎町出身で進学と同時に上京してきたのですが、驚いたことの一つに今回のタイトルにある通りお墓事情があります。
東京の霊園、例えば有名な青山霊園などはお墓を作るのに厳しい抽選に応募して、当選しないと立てられないところも多いそうです。
中には墓石が立体倉庫に並べられていて、入り口でカードをスキャンするとその人の親族の墓石が
ベルトコンベアで目の前に運ばれてくるという超ハイテクなものもあるそう。
参考:https://newswitch.jp/p/8042
当たり前のように家族ごとに昔からお墓がある田舎とは事情が全く異なり、不思議な感覚を覚えました。
そんな田舎でも特殊な霊園があり、例えば地元近くの猪名川霊園はデイヴィッド・チッパーフィールドという建築家が設計した霊園などは、
あえて地域の自然に生えてる植物を中庭に植えたり、ずらりとお墓が並ぶ斜面に調和するような斜めの屋根がかかっていたりなど
地域に溶け合うような建築となっています。
兵庫県の辺境にあるのでアクセスは悪いですが、建築好きなら一見の価値ありです。
身近なもの以外は目に入らないことが多いですが、お墓はその地域や文化圏、地形と密接な関係があると思います。