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空気を閉じ籠めてみる

せんです。京都の舞妓さんに囲まれて育ちました。金沢に6年間いました。人一倍食べます。ノスタルジーに心を奪われがち。


こんにちは、すっかり寒くなりましたね。
新卒の仙です。
今回は相棒であるフィルムカメラをご紹介します。

個人的には、一眼レフよりもフィルムカメラが好きです。
一眼レフは肉眼で見た景色よりも鮮明に映ることが少し苦手です。
言葉にしづらいのですが、友人がふと美しく見える瞬間や、日常が尊く見える瞬間があリます。
その場の感覚をずっと残したいと常々思っていたのがきっかけです。
適してるのはフィルムカメラでは、、、?と思い、それから4年間ほどフィルムカメラを愛用しています。

相棒は何人かいるのですが、特にお気に入りの相棒はこちら。
1980年に発売されたOLYMPUSのXA2
sg210122_02.jpg
引用:https://gidatch.net/olympus-xa-2/

こちら、手のひらサイズで収まり、とてもコンパクトで
しかもレンズカバーはスライド式で、楽にレンズを保護。
当時のグッドデザイン賞も受賞しています。

sg210122_03.jpg
引用:https://gidatch.net/olympus-xa-2/

細かな設定よりも、ふと思った時にふと取れる事を最優先にカメラを選んでいます。
このカメラは近距離・中距離・遠距離でゾーン的なフォーカスを指定するだけで、ピントを合わせてくれます。
周りの明るさに応じてシャッタースピードも自動調整してくれるので、とっても頼れる相棒です。
中古で購入、6000円ほどでした。

写真の質感も少し、細やかで繊細なノイズがあり、
色味も優しすぎない感じで、赤色なんかも鮮明に出してくれます。

何枚か実際にとった写真をお見せします。


sg210122_04.JPG
秋の長野 山道にて。日差しがとっても綺麗だった日。
sg210122_05.JPG
台湾の裏道にて。人気がないのに、鮮明な赤色の外壁が印象的。
sg210122_06.JPG
静岡磐田の海岸にて 風を受ける友人が綺麗だなあと思った一瞬。

これらの写真たちを見返すとその日の空気感を思い出すことができます。
ちょっと出かけてみる時に日常の一瞬を閉じ込めてみてください。
何年経っても素敵な写真として残ってくれることでしょう。

早く相棒とまだみぬどこかに出かけられる日が来ることを楽しみに。
ではまた!





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