こんにちは、ハルカです。
大変な状況が続くなか、
欲しかった書籍が家に届きました。
ケース・スタディ・ハウスの作品集です。
初版はどこにも見当たらなかったのですが、
ひとまわり小さくなって最近再版されたので
購入しました。
ケース・スタディ・ハウスは
1940年代後半からアメリカの雑誌
「アーツ・アンド・アーキテクチュア」の企画として
始まった実験的住宅で、この紹介された住宅はすべて
「CSH #1」と番号付けされ #28 まであります。
(実現しなかったプロジェクトもあります。)
当時の戦後の住宅需要に合わせた
大量供給のモデルとしての提案です。
鉄骨などの柱・梁で構成された住宅は
軽やかでありながら
LDKが一体となった大きな間取りを抱え、
ロサンゼルスという温かい気候から
内外が居心地良くつながった計画になっています。
当時の実現した写真は写真家が撮影しており、
半世紀前とは感じさせません。
図面やドローイングも収録させていて
図版を眺めるだけで満足できる一冊でした。
おうち時間はしばらく満足できそうです。
(写真は3年前にロサンゼルスにいったときの
CSH #8 イームズ邸です。)