こんにちは。
タカギです。
念願の桂離宮へ行ってきました。
大学を卒業後、建築士が多数在籍する組織設計事務所へ入社し、公共建築のコンペ・プロポーザルチームへと配属となり、大規模な建築や学校・行政施設の計画ばかりしていました。
ある時、厚労省が主催する学校建築の研究会に参加した際の、とある現場見学会にて、ある建築家の学校建築を見学して、このままではマズイと強烈に感じ、住宅の設計者になることを決意します。(笑)
その後、住宅建築の書籍を多数読み漁り、恥ずかしながら大学卒業後に、ブルーノタウトの書籍を読み、桂離宮は日本建築において重要な意味を有することを知ります。
ちなみに僕は、小学校5年生に見た日光東照宮に感銘し、建築という存在を知ります。なので東照宮は僕にとっては重要な建築です。
その後、住宅の設計者としてのキャリアを通して、個の極地である素晴らしい住宅建築を生み出す土壌が、日本にあることを体感します。
それは、建築だけではなく、庭園も含まれることを、直近の仕事でも体感し、今更ながら桂離宮へ行くことにしました。
前置きが長くなりました。。
真行草の世界、これぞ日本建築の真髄なのかもしれないですね。
広大な宇宙の一旦を見ることができて、面白かった。
コロナ渦、アフターコロナの世界の住宅は、桂離宮のように心の切り替えができる建築が大切なのでは、と思いつつ。
<タカギ>