こんにちは、福岡オフィススタッフの たまて です。
再開発が進む、福岡県北九州市折尾駅。
そんな折尾駅のほど近くに、
ひっそりとまちの一部として在り続けている
過去の鉄道橋「ねじりまんぽ」があります。
再開発によって大きく様変わりする折尾のまちの中で、
この「ねじりまんぽ」を壊すべきなのか残すべきなのか。
残すとすればどのような在り方の可能性があるのか。
様々な観点から折尾の未来について議論する検討会に参加してきました。
「ねじりまんぽ」とは、
組積アーチ橋において、斜めにトンネルを通すために
レンガや石などををねじって積んでつくられたもののこと。
日本に現存する「ねじりまんぽ」は全国に25箇所で、
折尾の「ねじりまんぽ」はそのなかでも最大径間だそう。
実際に現地に行ってみると、
時の重みを身に纏った「ねじりまんぽ」の姿は
まさに威風堂々といった印象で、
個人的には「た、たまらない。。。」と思ったのですが、
地域の人たちにお話を伺うと、
「日常の中にあるトンネル」といった印象が強いようでした。
折尾は、
筑豊炭田から運ばれてくる石炭と、
八幡製鐵所をはじめとした工場地帯と、
石炭の積み出し港として栄えた若松港を繋ぐ、
結節点として栄えたまち。
折尾駅は現在でも交通の結節点で、
日本初の立体交差の駅でもあります。
そんな「結」のまち折尾の未来。
検討会では、様々な立場の人たちで議論を交わしましたが、
「折尾のまちが良い未来を描けますように」という想いは皆同じ。
地域の方々の「折尾愛」を強く感じ、
これからの折尾の未来がとても楽しみになった2日間でした。
たまて