こんにちは、ホンダです。
暮らしやすさを追求する住まいのリフォームがあるなら、
生きやすさを見直す心のリフォーム。
箸休め的なお話しとして読んでいただけたら幸いです。
あんなことやこんなこと、次から次へと運びこまれる「悩み」
悩む人と悩まない人の違いってなんでしょう。
ポジティブな人は悩まないのか。
悩むことはネガティブなのか。
ネガティブは悪なのか。
「悩み」を辞書で調べると
「決めかねたり解決の方法が見出せず心を痛める、思い患う」
とあります。
つまり「どうしよう、どうしよう」と頭の中でぐるぐるして、
具体的なことを考えていない状態です。
確かに「思い患う」ということは、あまり良い状態ではないですよね。
ネガティブになりすぎて、自分を追い詰めてしまうなら、
確かにそれは良いことありません。
それならばポジティブは「善」でしょうか。
私は20代の頃、漠然とポジティブじゃないといけないと思い込んでほんのちょっと頑張っていた時期があります。
「こうでなきゃいけない」
「こうであるべき」
勝手な女性像、社会人像をつくり、
ポジティブな人の真似をしたり、明るく振る舞ったり。
その結果どうなったのか。
自分に合わないことを頑張っても、
仕方ないということを知りました。笑
ですので、むやみにポジティブでいる必要はないという答えにたどり着きました。
私の好きな心理学の先生はこのように言っています。
大切なのはネガティブな自分を否定しないこと。
日々の自分の想い、感情に寄り添うこと。
そして受け止めること。
さらに、ネガティブに捉えやすい考えグセをなくすこと。
ネガティブになりやすい、自己否定をしがちな人には特徴があります。
でもそれは大抵、考え方のクセですので、
変えられるということですが、
カチカチに固まった考えのままでは変えられません。
考えのクセを緩める方法が「心のリフォーム」です。
ダメな考えグセ、5つをご紹介します。
ーーダメな考えグセ(1)
小さいなんでもないことを大きく捉える「拡大解釈思考」
例)仕事をミスした時に、「やっぱり私には向いてないんだ」と思う。
→決めつけが早すぎる。
ーーダメな考えグセ(2)
なんの証拠もないのに結論付ける「結論の飛躍」
例)同僚が集まってヒソヒソ話してる。「あぁ自分の悪口か」と思う。
→ない、そんなことない。
ーーダメな考えグセ(3)
先のことを想像して不安を膨らませる「先読み」
例)大事なプレゼンに失敗して、職場で居場所がなくなったらどうしよう。
→結果と信用はあとからついてくる。まず挑戦してみよう。
ーーダメな考えグセ(4)
いちいち深読みする「こころの読みすぎ」
例)デートの時、以前プレゼントした時計をしていない彼。「気に入ってない、別れたいというサインを送っているんだわ」と決めつけ険悪になる。
→深読みしすぎ。「あなたは僕なの?」
ーーダメな考えグセ(5)
「○○すべき」という勝手なルール「すべき思考」
例)新入社員は◯◯であるべき、女性だから◯◯しなければ。
→これが一番自分を締め付けることに。
知らず知らずのうちに、周りにもプレッシャー。
さてこれらの考えグセ、直せると思いますか?
ずばり、直せると私は思っています。
ちょっと時間はかかるかもしれませんが、まずクセを知ることが大事です。
あるあるーと思った方も、ないないーと思った方も
「こんな風に考えなくていいのか」とか
「こんな風に考える人もいるのか」とか
なにかの気づきになれば幸いです。
そして何より、良いも悪いも色んな自分を受け入れることが生きやすさの近道であると私は思います。
以上、もうひとつのリフォームでした。