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文喫とおすすめ本

さとし

最近はお酒飲むばっかじゃなくてお酒の勉強をしております。


こんにちは。
今年の夏はいきなり暑くなりましたね。

私は今年はアクティブな夏ではなく読書の夏を過ごしました。
行ったのは六本木にある文喫

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漫画喫茶、漫喫ではなく、文喫。
その名の通り「本」と向き合うための喫茶店なのです。
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入場料を払えば一日中本が読み放題、また気に入った本があれば購入も可能です。
コーヒーと煎茶は飲み放題ですのでゆっくり時間を忘れて過ごすことができます。

その中で私が出会った面白い本を1冊紹介させてください

「雑草が教えてくれた日本文化史 」という本

要旨として、西欧諸国では雑草は嫌われる存在であるのに日本においては「雑草魂」のように肯定的に扱われる「雑草」
それは何故か文化的な側面から紐解く1冊なのですが

その中で一番面白かったのが「イネ」のお話。

長くなるので、、、3行でまとめます。
古代メソポタミアの砂漠地帯に発生したイネ科はもともとユリ科で、虫による受粉などで生殖範囲を拡大して行ったとされます。
しかし、砂漠地帯には虫がほぼ生存できず「種子」による方法にて生殖範囲を拡大する方向に舵を切ったとのこと
また動物による食害を防ぐためそれ自身が「栄養素をなくす/ケイ酸を発生させる」ことにより生存を長期化したとのこと(一方、動物もイネの葉を町内で発酵させることにより栄養素に,,進化ってすごいですよね。。)
そして一番驚いたのがイネが成長点を根っこ付近に設定したとのこと。はて?成長点とは枝が分岐するアソコです。
イメージするとニラみたいなそんなような姿に、これによっていくら葉先を食べられても生命そのものは維持できるようになりました。


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・・・4行になったのでやめます。続きはぜひ本書を手にとってみてください。

普段接しない別の側面の物の見方を文喫では「本」を通して出会わせてくれたような気がします。
みなさまぜひ行ってみてください。※
最後まで読んでいただきありがとうございます。
※現在、感染症対策のため検温や消毒による入場制限を行っていますので、もし行かれる方はあらかじめHP上にて利用規約等ご確認の上行ってみてください。

ではまた





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