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布切れをカーテンにしたお話。

せんです。京都の舞妓さんに囲まれて育ちました。最近まで金沢に6年間いました。人一倍食べます。ノスタルジーに心を奪われがち。


こんにちは、新卒の仙です。

前回、ガラクタのローテーブルを改修した話をお送りしました。
今日は、布切れにホックを付けてみたらカーテンになったお話をお送りしたいと思います。

前回のブログ(http://www.bluestudio.jp/magazine/blog/011201.html)
でも書いたのですが、東京に引っ越した時にカーテンも何もない状況で引っ越してきた私たち。
1ヶ月カーテンがないまま過ごしてみましたが、
やはり落ち着きが欲しいねとなり、カーテンを探すことになりました。
私の家は、ベランダが大きく、窓も大きいためカーテンをつけることは
同時に家のインテリアの大部分を決めることに繋がっていました。
そこで、お気に入りになるようなカーテンを探してみたところ、
「光を通すカーテン」「遮光カーテン」「ひだの有無」、、、
思ったより多くの機能の選択肢があることに気づきました。

多くの選択肢にしばらく悩んでいたのですが、悩みすぎて、
私たちにとってのカーテンに求める役割を整理することに。

・視線を遮りながらも光を感じることができる
・寒色でインテリアにマッチするような色
・肩肘張らないナチュラルなもの
・できる限り安価で、洗濯できるもの

これらの条件を満たしていれば、なんでもいいのでは、、?
「カーテン」を購入するのではなく、「カーテン」っぽい、「カーテン」を作ろうということに。


そこで、IKEAの店舗に行き、真っ先に布販売コーナーへ。
片っ端から布を照明に当てて、好みの光の透け具合を選び、
自分の家の窓のサイズより少し大きめに布をカットし、購入。
そして、IKEAにはそんな私たちのようなユーザーのために、布につけるカーテンホックが販売されています。
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家に帰って窓の大きさに合わせて大雑把に切って、大雑把にフックを付けて、カーテンレールに引っ掛ける。
するとこんなカーテンに。


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(1800*1200のカーテンが4枚、3000円程度)


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デニムの切りっぱなしのようにほつれた裾、バラバラのヒダ。
でも、私たちが求めていた役割はしっかり果たしてくれる頼れるカーテンとなりました。

ついでに、カーテンレールには、ドライフラワーにした今までいただいた花束をかけて、
そのまま飾れるようなウィンドウにもしてみました。

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「●●」が欲しいとインターネットに「●●」と打ち込めばなんでも買えてしまう時代。
でも、私たちの理想の暮らしを叶える手段は、決して一つの答えだけではないのではないでしょうか。
(舌噛みそう)

旅先で気に入った布生地や、祖母が残した反物。
あなたがカーテンに求める本質を満たしていれば、
どんなものでも、あなただけのカーテンになるかもしれません。






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