ここ最近はコロナのニュースが世間を賑わしていますが、もう一つ世界を騒がしている事件があります。
5/25、アメリカミネソタ州にて、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイド氏が警官の不適切な拘束方法によって、死亡させられた事件。
この事件をきっかけとして、運動や暴動に発展。
これら一連の暴動は「Black Lives Matter」と呼ばれ、アメリカを中心に全世界へと広がり、日本でもデモが行われました。
我々日本人が日本に暮らしているだけでは、人種差別を実感としてわく機会は少ないと思います。
理解を深めること、考えを巡らすことは大事なことだと思います。
そこでこの一連のBlack Lives Matterを理解できる(個人的にとても理解度が深まった)オススメのコンテンツを紹介させてください!
『フライデー・ブラック』
著:ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー
こちらは短編小説集。
特に1編目の「フィンケルスティーン5」は強烈で、黒人の方がどれだけ窮屈な生活を送らなければならないのか、実感することができると思います。
『13th -憲法修正第13条-』
監督:エイヴァ・デュヴァーネイ
Netflixオリジナルのドキュメンタリー番組。
奴隷制の禁止を定める法令でありながら、法令上の隙をついた現代も続く闇について暴く作品。
ビジネスと差別が密接に繋がっている現実に慄きます・・・
『フルートベール駅で』
監督:ライアン・クーグラー
2008年の大晦日、警官の不当な扱いによって射殺された黒人青年の、死を迎えるまでの1日を描く劇映画。
どこにでもいる青年の日常が、ある日突然なくなってしまうことの怖さを捉えています。