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我が家のWITHコロナ

ケイジ

1971年生まれ。ブルースタジオの古株にして、3人の息子を共働きで育てるオトウチャン。営業担当。建築士。大阪府出身。


ケイジです。

新型コロナウィルス感染症の流行にともなう緊急事態宣言によって、生活が一変しましたね。
我が家も、3人の息子たちの休校・在宅学習、共働きのオトウチャン・オカアチャンとも在宅勤務となり生活が変わりました。


我が家は70平米のマンションをリノベーションして5人家族ですごしており、ちょっと人口密度高めです。

今回掲載している写真は4~5年前の写真ですので、写真の時小6だった長男が今では高1(身長約175センチ)、小3だった次男が中1(身長約170センチ)、保育園年長だった三男が小4(身長約140センチ)になりました。親が二人とも背が高いこともあり、息子たちの背はタケノコのように伸びています。
(したがって写真とイメージが異なり、長男次男は子供というより十分大人のボリューム感となっており、親も合わせて170センチ以上のニンゲンが4人+少年一人という感じです。。。)


さて、生活が変わると使い方が変わり、住む家の利便性についても評価軸が変わってきます。

私立高校・中学に通う長男と次男はオンライン授業が始まり(公立小学校に通う三男も、ちょっとだけですが、オンライン教育がありました)、オトウチャン・オカアチャンは事務仕事やZOOMやteams等によるオンライン会議も、当然のように必要になりました。

我が家の在宅勤務時の家族のフォーメーションは大体こんな感じです。
sg200615_02.jpg
父・母はオンライン打合せ行うときは寝室で、もう一人がダイニングで仕事をします。
キッチンカウンター兼ダイニングテーブルを大きく作っておいてよかった、と実感します。
これまでは使う頻度の低かった寝室のライティングビューローが、オンライン打合せ用として大活躍しています。

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長男のオンライン授業は、こども室にある自分のデスクで。

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次男はソファに座ってリビングのローテーブル(4年前までは写真のようにレゴ専用テーブルでしたが彼らはレゴは卒業しました。。。)でオンライン授業を受けています。

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リビングとこども室の間に壁と収納がありますがどちらも天井まで達していない設計になっており、空間が繋がっています。
それでも彼らの授業の場合は発言の頻度がかなり低いので、イアホンさえつけていると、このような位置関係で授業を受けてもお互いの声が邪魔になるようなことはないようです。

これから学び方や仕事の仕方が変わっていくと、住宅のプランニングにもこれまでにはない工夫が求められるようになりそうです。たとえば、仕事をする場所は欲しいが書斎をつくるほど面積に余裕のない場合などでは、広めの玄関がちょっとしたワークスペースになっていたり、廊下の一部にカウンターがあってちょっとした作業に使えたり、場合によっては洗面所のカウンターをパソコン仕事に使えるような仕様にするなど、、、


、、、緊急事態宣言も解除され、分散登校など、学校に通っての授業が再開してきました。
ようやく仕事の方も、オフィスに出社できる日が増えそうです。

さすがにWITHコロナの緊急事態的な生活をずっと続けるわけにもいかないので安堵しつつありますが、約2ヶ月もの長い時間を家族とともに過ごせたことは、期せずして人生でも唯一の機会だったのかなと思います。

すでに大きくなっている息子たちとこのように長く一緒の時間を過ごすことは、おそらくもう二度とないだろうということを考えると、オトウチャンとしては少し寂しくも感じてしまいます。。。


ケイジ






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