先日友人と食事に出かけた時のこと。
代々木上原にある、AELUというビストロ。
お店の入り口に器屋さんが併設されている、たまらんお店です。
美しい器と美しいお料理のコラボレーションを楽しんだあと、
誘惑に、、、負けては、いけない、、、と思いつつ
ちらりとギャラリーをのぞくと、
案の定出逢ってしまいました、春色のうつわ。
多治見で作陶している大森健司さんの作品。
外側はドライな土の質感。
醸成の段階で食いつきの悪い化粧土を上から塗ることで、
ポロポロと取れた部分が黒くなり、
もやっとした陰影が生まれるそう。
そして内側のピンク色。
菜の花のおひたしとかグリーンが映えそう。
大森さん、すごく穏やかで心の優しいお父さんで、
自宅の離れにある作陶室で作業していても、
子どもが泣くと心配で家に帰ってしまうような方だそう。
器のデザインだけではなく、作り方や作り手の人柄にも惚れ込んで、
満足してお家に連れて帰りました。
少しずつ暖かくなってきた春の日に、
春色のうつわで食事するのが楽しみです。