Magazine


楽しく!ビジネスを学べる本

ヨシダ

ブルスタの都市計画担当。コーヒーやお酒が好きでよく都内を徘徊してます。学生時代にフィンランドに建築留学していました。


こんにちは。
ヨシダです。

最近は、プロジェクトにおいてファイナンスやビジネスに関する問題に出くわす機会が増えてきたように感じております。
事業シミュレーションとして損益計算書やキャッシュフロー計算書、プロジェクトのファイナンス構成の提案などなどです。

より良い暮らしのために空間のデザインを提案し、そのデザインを実現するためにビジネスの提案も行い、
ビジネスをさらに高めていけるデザインを追求していくような、、ビジネスとデザインを行ったり来たりするようなイメージです。

僕自身は大学では建築や都市計画を専攻しており、ビジネス(経営戦略、広告、金融等)はからっきしでしたので(むしろ嫌いだったぐらいです)、、、仕事の中で右往左往しながら、プロの方々に教えて頂きながら、コツコツと勉強してきました。
ただし、専門書を開いてしまうと睡魔が襲ってきてしまうため、下の本のように、そもそも読み物として面白く展開が気になって読み進めていくとビジネスが学べるような、そんな本を選んで勉強してみました。
今日のブログでは、そんな「(素人からでも) 楽しく! ビジネスを学べたオススメ本」をご紹介します。


sg200313_02.jpg

「V字回復の経営」 
コマツがモデルで、経営再建のために現場に入り込み、課題の表面化や経営人材の抜擢、各種施作の実行を行い経営を改善させていく様子がドラマチックに描かれた作品で、、そのひたむきなプロフェッショナルの姿勢に泣けます!経営として検討していくべき内容の広さと、実際に物事を動かしていく大変さ、、、が学べたかと感じてます。


sg200313_03.jpg

「ハゲタカ・シリーズ」
ドラマになったりで有名ですね。ゴールデンイーグル・鷲津さんがとにかくカッコいい。姿を見せたり、提案をした時にはすでにディールが決まっている。一方、企業再生を手がけるターンアラウンドマネジャーの芝野さんの真面目さも良い味を出しています。企業買収の手法や現場について、普通に学んだら専門的で難しいはずのことも、読み物としての面白さからスイスイ読めてしまうので不思議です。もちろん、ハゲタカの続編や他のシリーズもオススメです。


sg200313_04.jpg

「会計の世界史」
「会計」って、ビジネス分野の中でも特にとっつきにくさが高い分野かと思うのですが、こちらの本は世界の歴史と重ねながら会計の歴史を紐解く構成をとることで、とても楽しく会計の全体像が学べてしまいます。著者の趣味である音楽の歴史とも重ねたりもあります。


sg200313_07.jpg

「ザ・ゴール(コミック版)」
こちらは著名なビジネス本のコミック版。ストーリーがありとてつもなく読みやすいです。製造業をベースに説明されていますが、問題設定の仕方や問題の本質を探る手法を学べます。スループットという概念でみると、どこがボトルネックとなっているのか、その解決策はどうあるべきか?などなど。(詳細はぜひ本をお読みください)


sg200313_06.jpg

「エネルギー」
少し番外編ですが、黒木さんのビジネス小説もオススメです!
こちらは商社マンによるLNG開発の実話さながらのストーリー(ほぼ実話との噂も...)。国際政治、金融等も絡まりながら、実際に大規模建設プロジェクトを推進していくリアルなお話で、これを読むと商社マンに憧れます。最近、黒木さんは「アパレル興亡」という本も出版されており、こちらは日本のアパレル産業の歴史やビジネスモデルに切り込んでいるみたいです。家に積んであるので早く読みたいものです。

・・・

ビジネスを専門書で勉強することも大事かもしれませんが、僕の持論は、「楽しくなければ続かない」。
上の本で、まずは楽しくビジネスの入り口を開いてから、ある程度知識が付くとさらに開拓していきたくなる。という流れが良かったなぁと感じてます。
ある程度知識が付いてくると、そろそろ専門書にも...という気持ちが芽生えてくる...かもしれません!!





Rent / Sale

Magazine

Portfolio