Magazine


本から音色?

むー

本のページをめくるのが好き。広いキッチンと大きな本棚に憧れる不動産事業部スタッフです。


こんにちは、むーです。

唐突ですが、わたしの趣味は読書です。
お休みの日に、コーヒーを入れて家の一番落ち着く場所にピットイン。
これがまあ至福の時間なのです!

今まで読んだ本の中でコレは!と思うものは何冊かありますが、本日はその中から一冊を紹介させていただきます。
(ちなみに装幀も大好きな一冊です!)

作者:恩田陸
作品名:蜜蜂と遠雷

sg200207_02.jpeg
(幻冬社さんより引用)

2017年に直木賞と本屋大賞のダブル受賞をしているので、ご存知の方も多いかと思います。

お話の中心は国際ピアノコンクール。4人の主要登場人物を中心に、お互いと自分自身の今までとこれからを見つめて成長していく、
青春ストーリーです。

4人の境遇や、心情の変化など、ストーリーはもちろん楽しめるのですが、私がこの作品を好きな理由は別にあります。
それは「ピアノの音色」の表現です。
家で本を読んでいるはずなのに、まるですぐそばで主人公たちの誰かがピアノを弾いているかのような感覚になるのです!
恩田先生の単語のチョイスや行間、その様々な組み合わせで情景が浮かんでくるのと、更には音色が聞こえてくるよう!

こんな不思議な体験は初めてで、改めて本の素晴らしさ・無限の可能性を感じました。
(もっと読書の素晴らしさを伝えたいのですが、言葉の引き出しが乏しくありきたりな表現になってしまっております。。
引き出しの数、増やします。。)

日本生まれ、日本育ちのはずなのに日本語が難しいと感じることが多々ある私ですが、
読書を通して美しい表現を身に付けたい、と思う今日この頃です。





Rent / Sale

Magazine

Portfolio