こんにちは、ハオです。
少し前ですが「江戸東京たてもの園」に行ってきました。
こちらでは現地で保存することが難しい建築物が展示されています。
建築を嗜んでいる方はご存知であろう有名建築家の自邸、
ジブリ映画の元になったとも言われている明治時代の下町の商店の並び、
江戸時代以前にまで遡った茅葺き屋根の民家など、
様々な古き良き建築物が点在して展示されています。
紹介できない程の数がありますのでいくつかをピックアップしてご紹介。
1.前川國男自邸
象徴的な立面です。
大きな切り妻屋根に格子の開口部が際立っています。
玄関は裏手にあり、中に入ると天井高4.5mの大きな一室。
こちらは家族との団欒以外にも様々な使われ方をしたそうです。
2.高橋是清邸
日本庭園が再現された広大な敷地に建つ大きな住まい。
2階は書斎として利用され、通路部分は外周部に計画されています。
格子越しに見る景色は圧巻です。
3.丸二商店
看板建築という様式で建てられた店舗併用の住宅。
立面は銅板で覆われ特徴的な外観となっています。
内部は当時の荒物屋(日用雑貨売り)の様子が再現されています。
この建物の周辺にも様々な商いをしていた建物が並んでいるので町並みとしても面白いです。
4.常盤台写真館
こちらは内観写真のみにて。
外観からは想像のできない明るさを持った当時のスタジオ。
照明が全くなくても写真を撮れる十分な明るさを持っています。
スタッフの方にお願いすれば実際に写真も撮影してもらえます。
いかがでしたでしょうか、
都会の喧騒から外れて古き良き建物を見るのも良い休日です。
程よく歩き、程よくテーマパーク感を味わいたい方にオススメします。