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50年前の贈り物

ホンダ

不動産事業部 売買担当。猫と器と家が好き。一緒に物件を見に行きましょう。


こんにちは、ホンダです。
あけましておめでとうございます。
本年も皆様と皆様のご家族の健康とご多幸をお祈りします。

改めまして、2020年になりました。
19世紀に生きた人々が思い描いた2020年の未来予想図は、
その多くが空を飛ぶことがテーマだったそうです。
車はもちろん、空飛ぶ郵便屋さんや空飛ぶ消防士・・


ブルースタジオの個人邸を担当するチームでは毎年クリスマス会が開催されます。
クリスマス会といえば、楽しいプレゼント交換。

ただ、大人ですから
スタッフによっては真面目に選ぶ人もいれば、
「これはいらない!」と思うような
笑いに特化した物を選ぶ人もいます。
あの人のは当たらないで!そんなことを祈りながら・・・
今年はちょっと感慨深い贈り物を頂いたのでこのブログに書かせていただきました。

時は1970年、大阪で開催された日本万国博覧会。
テーマは「人類の進歩と調和」
77か国参加の元、116の展示館。
世界各国から来場したのは延6400万人を超え、
様々な世代が、歓びと期待を胸に世界中から駆け付けました。

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(万博記念公園HPから引用)

太陽の塔。
高さ70m、鉄骨鉄筋コンクリート造2階建。
まさかの大きさ!


頂いたものは、そんな大阪万博のパンフレットです。
このパンフレットはフランスの旅行先で見つけたものだそうで、
きっと大阪万博を訪れた方が当時購入したものが巡り巡ったのでしょう。
どんな思いで購入して、その後誰の手に渡って今に至るのか、そこにはたくさんの物語がありそうです。

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まず開いた時の紙の香り。
そしてこのデザイン、色使い。
素敵すぎやしませんか。

本当に手書きで書いた?のかと思うと、興奮します。
50年経った現代でも見劣りしない、素晴らしいデザインではないでしょうか。

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連日長蛇の列で何時間も並んでも行きたくなるような、
当時最先端の技術が惜しげもなく展示された、未来への希望に満ち溢れたワクワクする博覧会だったそうです。
アメリカやロシアの展示が大人気だったとか。

個人的な話をすると、大阪の万博は私の父が仕事で携わっていたと聞いていたため、このパンフレットを
お正月の帰省時に持ち帰ることにしました。
両親に見せると、懐かしそうにじっくりと、
そしてなにかを探すように眺め
当時の思い出が色々蘇ったようでした。

当時はまだ会社内で出会ったばかりの両親でしたが、数人のグループで万博に行ったそうで、
それがきっかけとなり、数年後に結婚したとかしないとか。
やはり大阪万博は、両親にとって思い出の始まりだったのだなーと、クリスマスプレゼントとしてこのパンフレットを頂いたことに、温かいご縁を感じました。

2020年が皆様にとって、良い年となりますように。





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