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もし1億年後、新生命があなたの化石を発掘したら...

みずこし

高円寺がナワバリ。紅生姜とガリが大好き。べらぼうに腕相撲が強いです。


こんにちは、みずこしです

突然ですが...もし1億年後、人間は滅びていて新生物が「人間」の初発見としてあなたの骨を発掘したら....どうなるでしょうか

先日、上野の国立博物館で開催されている「恐竜博2019」に行ってきました。
この展示はたくさんの恐竜が展示されているというよりも、恐竜の化石を初めて発掘してからの博士たちの恐竜に関する思考と
化石との関係を年表ごとにまとめている少しマニアックな展示でした。

展示の目玉は恐竜に対する考え方がガラッと変わった「恐竜ルネサンス」のきっかけとなった「デイノクス」(恐ろしい爪という意味)です
1965年にゴビ砂漠で爪の部分が見つかったらしいのですが全身の化石が揃ったのが2000年代になってからだそうです
それまでは爪があったり、首が長かったり、くちばしがあったりと恐竜の種類がはそれぞれ分けて考えられてきたのですが
デイノクスはそれらの特徴を併せ持つ初めての恐竜だったそうです。
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恐竜展を多く監修してきた真鍋先生は「骨の化石から推定できること、仮説に至ったプロセスの解説こそが面白く、好奇心を掻き立てる」
と仰っていますがまさにこの展示は恐竜と人類の考察を知れて奥深い展示でした。
あのティラノサウルスもこの展示では脇役らしくひっそりと展示されています。
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僕が一番興味深かったのがこの「恐竜人間」...恐竜が絶滅せず進化を続けていたらという仮説を具現化した生物だそうです
すごいですね人間の想像力は...「恐竜人間」は1982年から考えられているそうです
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もし仮に僕が1億年後、新生物にはじめての人間として発掘されて骨が展示されて、CGで姿形を具現化されていたら...
どんなでしょうか...その生物たちの教科書にはぼくの姿が映し出されているのでしょうか...服は着てるかな...髪は生えているかな...
さらに骨の一部からDNAが取れて人間として復活させられいたら...未来の人間は、みずこしだらけです...
それとも「恐竜人間」みたいに「人間〇〇」として他の生物と混ぜられているでしょう...

こんなことを考えさせられる見せるだけの恐竜展とは一味違う「恐竜博2019」
10月14日まで開催されているそうなので是非行ってみてください!





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