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鳥取と民藝

キンノスケ

炭酸飲料とNetflixがあれば生きていける。「If life gives you a lemon, make lemonade.」をモットーに、日々勤しみます。


鳥取といえば、「砂」と「スタバが最近できた」という印象しかない鳥取情弱な私にとって、
鳥取が"民藝のまち"ということを、今回の旅で発見できました。

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鳥取駅北口をおりてすぐの、アーケード商店街をまっすぐ行くと、
鳥取民藝美術館をはじめ、たくみ工芸店、たくみ割烹店、旧吉田医院など、
鳥取民藝のメッカがあります。

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ここで重要なのが、吉田璋也という人物。
「医者」でありながら、用の美を追求した「民藝のプロデューサー」でもあるこの方は、
約5000点の民藝を収蔵する美術館を開設し、なんとあのしゃぶしゃぶ鍋を日本に広めた方でもあるのです。

何より、まちのお医者さんであった吉田璋也は、自身の医院も「用の美」で溢れた場所だったそうです。
なんと、今回たまたまその旧吉田医院の一般公開の日に見学することができました!

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建物へ入るといきなり現れるアールの掛かった大きな階段。
その先には、左手に待合室、目の前には受付があります。(どこを見ても可愛い...)

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受付を中心にぐるっと各科の診療室があり、そのどれもが創意と工夫に満ちていました。
診察用の椅子や、診察用のベッドまで、全てが吉田璋也のプロデュースにより作られたもので、
四方八方からビンビンとクリエイティブの香りがする空間でした。(病院だということを忘れてしまう...!)

次回の一般公開の際は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(このために行く価値あり!)






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