Magazine


うつわ

おみつ

おいしいお酒とおいしいごはんに夢中な設計担当。東京にて女子三人のルームシェアを満喫中。好きなものは太陽・歌・いい香り。


食べることが好きです。
お酒とお料理の組み合わせも好き。

美味しいお酒を仕入れては、酒の肴を作ってクイッとやるのですが、なんとなく感じる物足りなさ。

そんな時、ふと目に入った食器棚。
ルームシェアをしていることもあり、我が家の食器棚には引越し当時に急いで揃えた、プチプライスな白い食器がずらり。
あ、これだ。器だ。

ビールだって、紙コップで飲むよりグラスの方が、ただのグラスよりうすはりの緊張感あるグラスの方が、美味しく感じるわけです。
sg190716_02.jpg

そんなこんなで今年に入ってから少しずつ、集めています、うつわ。

先日迎え入れた新入りさん。
滋賀県信楽の陶芸作家、谷井直人さんの酒器です。
sg190716_03.jpg

内側に銀彩が施されていて、使い込むごとにいぶし銀へと変化する。
sg190716_04.jpg
↑上が長年使い込んだうつわ。
参照:https://www.marumitsu.jp/studiom/utsuwanohanashi/article/1694

変化の過程が楽しめる、大好きなキーワードです。

デザインもさることながら、この片口、お酒を注ぐときのキレが最高なんです。
すぅっぴたっと切れる。
sg190716_05.jpg
この感触が気持ちよくて、何度も注いでしまいます。
飲みすぎます。
お茶を入れるのにも丁度いい大きさなので、
冬はティーポット代わりにも使えそう。

我が家は3人家族なので、みっつのぐい呑み。
一つずつ形も飲み口も違って愛おしい。
sg190716_06.jpg
この子たちを迎え入れてから、
今までそんなに日本酒を飲まなかった同居人も、
日本酒でお家呑みする姿を見かけます。

中身が同じでも、うつわを変えるだけで食事の時間が豊かになる。
意気揚々と迎え入れたうつわなのに、何をのせていいものやら呆然と立ち尽くすこともあるし、失敗も繰り返しながらですが。
少しずつ、しっくりくるうつわと出会って、お家での食事の時間が豊かになればいいな。
ついでに料理の腕も、上がってくれればいいなと願う夏のはじめです。





Rent / Sale

Magazine

Portfolio