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ビルメロ

ぴーすけ

世界中を放浪していたバックパッカー。数々の危険に巻き込まれながら8ヶ月かけて世界を一周する。旅の経験を設計に生かすべく、日々模索する新人。


こんにちは。
みなさん『ミャンマー』という国についてどういった印象を持っていますか?


歴史的に見ると、
かつてはビルマ族による最初の統一王朝であるバガン王朝として繁栄し、
今も残るバガン遺跡はインドネシアのボロブドゥール遺跡、カンボジアのアンコールワットと並び、世界三大仏教遺跡の一つに数えられています。

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19世紀後半から英国領になりますが、
軍の活躍もあり,戦後1948年にビルマ連邦として英国からの独立を果たしました。
その後社会主義政権~軍事政権時代を経てつい最近の2011年に現大統領が就任し、民政移管します。
現在はアウン・サン・スー・チー氏らの元、大きく民主化が進んでいる、今現在大きな変革の中にある国の一つです。


そんなミャンマーに僕も2年ほど前に行ったのですが、
日本に帰ってきてからはミャンマーの人や文化、食などに触れる機会は全くありませんでした。


そんな中最近ネットで、
『 高田馬場がリトルヤンゴン(ミャンマーの都市の名前) 』になっている、という記事を見かけました。
え?そうなんだという驚きの元、興味が湧いてきて先日高田馬場に繰り出してきました。


まず行ってみたのがミャンマー料理のお店
『ミンガラバー』(https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13010849/)
ミャンマーの家庭料理を出すお店で、
マトンの煮込み料理を頂きました。

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スパイスが効いているので、要はマトンカレーですね。
肉はホロホロと柔らかく、ご飯が進み美味しかったです。
店主のミャンマー人のおばちゃんも気さくな方なので、興味のある方は是非。

お店にはミャンマー人の方もいましたが
基本的には日本人の方ばかりでした。

他にもいくつかミャンマー料理のお店はあるようですが、
どの辺がリトルヤンゴンなのだろうと疑問が湧き、
調べて見ると、駅前の雑居ビルの1フロアにミャンマー人が集まる雑貨屋さんがあるとのこと。

せっかくなのでもっとミャンマーを感じようと、足を伸ばしました。

雑居ビルは用がなければ入らないような、ちょっと怪しげな感じです笑。

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エレベーターに登り8Fで降りると4つの部屋が食料雑貨屋になっており、
ミャンマー料理に使われるであろうスパイスや食材、あとあちらでは一般的な食用の虫なんかも売ってました。


ミャンマー人の店主と話をしながら何かおすすめ食材があるかを聞いてみたら、

『ラペットゥ』という国民食を教えてもらいました。

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ラッペが茶葉、トゥが混ぜるという意味らしいです。
発酵した茶葉をピーナッツ、ゴマ、豆等と混ぜ合わせて食べる料理で、
お店でも出しているし、ミャンマーでは写真のような形でどこでも買えるとのこと。
店主はつまみにいいよ!と言っていました。


まだ食べてないので味の感想はまたの機会に。


接するとわかりますがミャンマー人の方は敬虔な仏教徒ということもあり、
基本物腰柔らかく、親日的で話しやすい人ばかりです。

観光資源や美味しいものも多いので、
近年ミャンマーの魅力にとりつかれる人も多く、
そんな人を一部ではビルマにメロメロ
『 ビルメロ 』
というそうです。

旅行でミャンマーに行くのは中々時間的にも大変かとは思いますが、
東京の方は気軽に行けるリトルヤンゴン高田馬場に行って見るのはどうでしょう。

みなさんもビルメロになるかもしれないですよ。

ぴーすけ





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