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人間のツボ

sakaguti

鹿児島県出身。ラジオと映画とジャスミンに囲まれて生活中。時の流れに身をまかせ、いつの日か向田邦子になるのが夢です。


こんにちは、さかぐちです。

皆さんは体調悪いなぁと感じた時、まず何をしますか?

病院で診察してもらったり、常備薬を飲んだり、はたまた何もしないという方もいらっしゃるかも分かりません。

色んなアクションがある中で、私はまず自分のツボを押します。
※ネットでの簡単で、一般的な情報ですので、専門的な知識がある訳ではありません。

ただ、世間に流れている情報と、自分の直感で「ここだ!」と思うツボを押し続けます。押し尽くします。
手の感覚が麻痺するまで押し倒します。

ツボに依存するようになったのは、高校生の頃。

肩の凝りがひどく、授業に集中することすら難しくなっていた状況から打破するため。
授業中、見よう見まねで、必死に、そして慎重に、体のあちこちを触り始めました。

そのおかげで、授業を担当する先生からは、「さかぐちさんはいつも真剣な表情で話を聞いてくれる」と職員室で話題になっていたようです。
本当は机の下でがむしゃらにツボを押していただけなのですが...。
当時の努力もあり、今ではすっかりツボ押しが癖になってしまいました。

ツボにも、身体のコンディションや、出ている症状によって、ツボを使い分ける必要があります。

例えば、頭痛には合谷(ごうごく)、
便秘には足三里(あしさんり)、
二日酔いには三陰交(さんいんこう)、
肩こりには湧泉(ゆうせん)などなど...

※合谷:手の親指と人指し指の間の水かきの部分。
※足三里:ひざ皿のすぐ下にある、外側のくぼみ。
※三陰交:内くるぶしの指4本分上に位置する部分。
※湧泉:足裏で一番凹んでいる、土踏まずの上部。

これはごく一部ですが、今のご時世、ネットで検索すればすぐにツボに関する情報はわんさか転がってますので、皆さんも興味のある方はぜひお試しあれ。

ちなみに、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉もある通り、やり過ぎにはご注意を。

私も過去に、身体中を過剰に押してしまい、青あざが出来てしまうこともしばしば...

とはいえ、日常生活の中に、程よく「ツボ」を取り入れることで、快適に過ごすことができるかもしれません。





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