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春支度、冬じまい

若菜

黒いワンピースと犬といちごをこよなく愛する。嫌いなものは寝不足。よくしゃべりよく笑います。笑いすぎて苦しいときもあります。


桜も咲き終わりすっかり春です。
冬に酷使した物は綺麗にして、春に使うものも綺麗にします。

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汚いです、お目汚しスミマセン。

白い靴。好きだけど、汚れが気になるし傷が目立つ。大切に履いているつもりでもいつのまにか、、、
以前、お施主さんと玄関に敷く飛び石を一緒に選んでいるときに、おろしたての靴の上に石を落としてしまい
重くてずるっと引きずったら、大きめの擦り傷誕生。
これも含めていい思い出ですが、汚れで目立つようになってきたのでメンテナンス。
これを機に白い靴用のケア用品を揃えました。

①ブラシで大きな汚れを取り除きます。傷の間に入ってしまった汚れは小さなブラシで。
②ステインリムーバーで汚れを拭き取ります。
③目の細かいヤスリで傷をなめらかにします。400番を使用。
④傷用のパテ登場。古くなった絵画用の筆を使い、傷を補修。
⑤カラー剤塗布。これも筆で試みましたが、なんか違うと思い、ファンデーション用のスポンジを活用。すごくいい。
⑥乾燥させます。その間にもう一足に取り掛かる。
⑦乾いたら、同色のクリームで仕上げ。革が乾燥して塗膜が剥がれそうなところが、、これは定期的にやるべきでした。
⑧磨いて完了。2足で1.5時間くらい。

特に今回傷をどうにかしたかったので、目立たなくなり気分が上がりました。
パテをした状態だけでも十分目立たなくなりましたが、周りと馴染ませるためにこの上からカラー剤を塗りました。

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パテをした状態

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カラー剤塗布後

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今回使ったツールたち。最終的にいろんなツールを持ち出しましたが、もっとシンプルにできないか模索しようと思います。
クリームやパテなども施せてよかったのですが、ソール部分に使った紫のボトル洗剤が良かったです。
革やスエード、ファブリックにも使えるマルチプレイヤー。次はスエードの手入れの時に使いたいと思います。

最後に、使用したツールを洗う。
パテのついた筆、捨ててもいいかと思って使用しましたが、メイク用のクレンジングをつけたらパテもきれいに落ちたので、次回も頑張ってもらおうと思います。
お化粧道具相性いいです。

すっかりきれいになって、買ったばかりのウキウキ感を思い出しました。
これからも時々手入れしながら、どうしようもないくらいまで履き潰そうと思います。





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