この冬は寒空の東京湾の堤防で夜釣りをしております。
健康ですが寒いです。健全ですが眠いです。楽しいですが釣れません。
過酷(下手くそさも含めて)にも挑む事がなんとも気持ち良い満足感がえられます。
ちなみに工場やビル群の中の夜釣りは幻想的で気持ちは高ぶります。
ユーチューバーのように
「今日はこの仕掛けでやっていきましょう」
「このように針をつけまして〜」
「うわー餌なくなっちゃっいました」
やばいくらい独り言ってる自分に気づきます。
あと、本当は嬉しいくせに「メバルかよ」って言ってみたり
自分にも何がおきてるかわからないくらいのトワイライトゾーン体験なんですがとにかくストレス解消には最高です。
嬉しいことは、そればかりか日中の休日なら極寒の中息子も一緒について来てくれることです。
大型魚は〇〇〇〇〇の含有量が多いのでたくさん食べてはいけないと言われる中マグロやサーモンの寿司ばかり食べていた二人の息子は
釣ってきた魚ならと、どんな魚であろうと刺身で食べちゃいます。
そして、図鑑で釣った魚にチェックして到底無理であろう図鑑中の魚を全部釣り上げると言う難儀に挑戦しております。
まあ、一生掛けて子供達との夢にします。
子供が興味を持ってくれるから楽しいのか、自分が楽しんでるから子供が興味を持つのかわかりませんが
親子で同じ価値感が芽生える事にはやたらと幸せを感じます。
ちなみに、私はもう一つ野球観戦を趣味としてますが、長男は最近プロ野球キャンプ情報を収集しまくって各球団の選手
の状態、チーム事情まで教えてくれ助かっております。下の息子も幼稚園生ながら兄の小学校野球チームの練習混じってるくらいのハマりようです。
釣りも野球も定番ですが、少しダサい?時代遅れ?かもしれませんがそれが嘘でも見栄でもない、純粋に楽しいと思ってしまってるのだからしょうがないです。
時代背景もあるでしょうし、価値観は日々変わってしまうもの。
いつまでも続かないかもしれませんが、これからも幸せに楽しく過ごせる方法を色々探って見つけていきたいものです。
実質GDP上昇と暮らし(生活)幸福度はなんら関係ないと言われておりますが、日本は今だに経済成長ばかり求めます。
「いいね」主義のSNS投稿を見ても、今の時代背景からも、「見栄」や「人とは違うという優越感」だけでは幸せになれないことはよくわかります。
数十年経てば、世帯減少ともに単身世帯が増えて暮らし方やお金の掛け方、価値観はもっと多様になるのでしょうか?
そこに高齢化や財政問題、年金問題、これまでとは違う自分達では想像ができない未来が訪れますね。
プチリアルなトワイライトゾーンの中我々もそうですが、子供たち世代はどのように暮らすのでしょう・・・・・。
もちろん私は今のままでは子供にたいした資産を残してあげることはできませんので、ただのやっかみかもしれませんが、
これから未来をどのように暮らしていくべきか「すぎやま流の暮らし方」みたいなものを粛々と育んで、それを財産がわり
にして相続(継承)できるように(笑)。
「自分達にとって本当に楽しい暮らし探し」に精進したいと思います。