こんにちは
たにちゃんです。
今回のブログでは、最近読んだ本のご紹介。
観察眼を養うテーマです。
「ゼロからトースターを作ってみた結果」
著者:トーマス・トウェイツ/訳:村井理子
この本は、トーマス・トウェイツというデザイナーが
卒業制作として行ったプロジェクトをまとめた本です。
現代の社会においてプリミティブに物をつくることが
如何に難しく、当たり前の日常が奇跡的なことかを
見つめ直すことができる本です。
市販で販売されているトースターをゼロからつくるには、
プラスチックが必要で、鉄や銅が必要で、そのためには道具が必要で、、、
原始的かつシンプルにしていくと、想像もできない難易度の前に
著者は挫折しつつ、柔軟にプロジェクトを推進させていきます。
なんだか仕事と似ていますね。
本質を見つける観察眼が養う良書です。
また同じ著者が就職活動を本気で逃げ出すプロジェクトを綴ったこちらの本もどうぞ。
「人間をお休みしてヤギになってみた結果」
著者:トーマス・トウェイツ/訳:村井理子