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雪国、山形

さかぐち

鹿児島県出身。ラジオと映画とジャスミンに囲まれて生活中。時の流れに身をまかせ、いつの日か向田邦子になるのが夢です。


こんにちは、さかぐちです。

「お盆過ぎたらすぐお正月」というのが祖母の口癖でしたが、今年も本当に、あっという間に冬が来ました。

さて、私事ですが、先日、冬が似合う街、山形へ行ってきました。

この山形旅の1番の目的は「蔵王温泉 大露天風呂」。
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山形に着いて真っ先に向かったのです。
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この旅の最大の目的であった大露天風呂、なんと2日前に今シーズンの営業は終了を迎えていました。
「営業終了」と言われれば仕方ないので、外から見えるお風呂を写真におさめ、次なる場所へ。

予約していた銀山温泉に向かう道中、なんでそんなに早く閉まってしまうのかと、不満を抱きつつも、こればっかりは仕方ないと腹を寝かせるのに精一杯でした。

そんなこんなでお昼時になり、適当に見つけた国道沿いのうどん屋さんに立ち寄ることに。

謎の狸?に出会うも、出されたうどんはとても美味しく大満足して店を後にしようとした時、背後から「また来年お待ちしております」の声が。
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ん、来年?と思わず声が漏れてしまい、店員さんに事情を聞くと、
山形では紅葉が終わる12月から春までは積雪の関係で営業ができず、その間、大半の店は店を閉めることが多いのだそう。

そう聞いた途端、露天風呂の営業終了にぐちぐち言っていた自分が情けなくなり、
1年通して不自由なく働ける自分の環境に感謝してなくては。としみじみと感じることができました。

雪国ならではの冬事情。
南国育ちの自分には考えられないことですが、環境が変われば文化が違うのも自然なことなのですね。
今回の旅で改めて学びました。

、、、にしても露天風呂入りたかったな、と思う往生際の悪い私でした。

ではまた。





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