気持ちの良い秋晴れの週末、
栃木県は益子で行われる陶器市に行ってきました。
益子の陶器市は春と秋の年2回開催されています。
観光協会のホームページによると、
「焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われ、春秋あわせて約60万人の人出」とのこと。
「ちょっと行ってみよう」と軽い気持ちで向かったところ、
後で"人出"の意味を実感することになるのでした。
益子駅からメイン会場の「陶芸メッセ」までは2kmも離れてはいないのですが、一本道は大渋滞。
臨時バスはそばを歩く人とほとんど同じ速度で、えっちらおっちら進んでいきました。
ただ、渋滞はいやなことばかりでもなく。
車内に居合わせたおばさまたちの訛りに、水戸の祖父母を思い出したりしたのでした。
渋滞にめげて途中でバスを降りたのが、かえって良かったです。
道の両脇に新旧さまざまな雰囲気の陶器のお店が点在していて
たのしみながら巡っていけます。
そしてそして、本当はそのたくさんのすてきな器が並ぶさまを写真に収めたかったのですが、
それは大事な作家さんの作品たち。
会場の雰囲気は、
益子観光協会さんの写真で想像してみてください。
どれもこれもかわいらしくて、目移りします。
陶芸メッセ敷地内の"登り窯"前で、小さな秋を見つけたり
鮮やかな自然の色に出会えたり
思いがけず秋を満喫できた1日でした。