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4コマ漫画ルネサンス

さかぐち

鹿児島県出身。ラジオと映画とジャスミンに囲まれて生活中。時の流れに身をまかせ、いつの日か向田邦子になるのが夢です。


すっかり寒くなりましたね、さかぐちです。

初秋に匂う、あのなんとも言えない金木犀の香りが最近ではすっかり消え去り、
早くも冬の気配を感じてしまう今日この頃。

私は寒くなると小さい頃の記憶が蘇ることが多くなるのですが、
ついこの間、小学生時代に4コマ漫画を描いたことがあるのを思い出しました。

「起」「承」「転」「結」で展開される見事なショートストーリーは実際に描いてみようとすると中々難しく。
描いたは良いものの、4コマのはずがいつのまにか10コマになり収拾がつかなくなったのをはっきりと覚えています。

そんな昔の淡い思い出に触発されて、久しぶりに4コマ漫画を読もうと早速本屋へ。

4コマ漫画というと、「ぼのぼの」や「フリテンくん」「コボちゃん」など多くの名作が残されていますが、
ここは1番馴染みの深い「サザエさん」を買うことに決定。
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いざ読み始めると、やはり面白く、「ふふ、ふふふ」と終始1人で息を漏らしながら一気に読んでしまいました。
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読み終えた後に最初に思ったこと、それは「すぐ面白い、すごく面白い!」ということ。

4コマを読み終えるものの10秒ほどで、すぐに面白さがやってくるという、お手軽さ。
そして、単行本で読む場合には、そのインスタントな面白さが幾度となく襲ってくるという、お得さ。

4コマという限られた枠数だからこそ、厳選されて切り抜かれた登場人物たちの日常の一瞬一瞬が
濃密に描かれているような気がします。

最近では、少女漫画のような王道ギャグ漫画「月刊少女野崎くん」という作品が4コマ形式で描かれているなど、
4コマ漫画が若者の間でも重宝されているようですよ。

秋の夜長、ぜひ皆さんも笑いのファストフード 4コマ漫画で充実した秋を味わってみては?





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