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ニッポンの、美の原点。

キムラ

よく文房具屋さんにいます。猫がいたら触りたくなります。空港にいると落ち着きます。パン好きですが、白米党です。


東京国立博物館で開催されていた縄文展
9月2日で終わってしまうということで、駆け込みで見学してきました。
(現在は終了しております、、あしからず)


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「 今から約1万3000年前、氷期が終わりに近づいて温暖化が進み、入り江や干潟が生まれ、現在の日本列島の景観が整いました。
この頃に日本では土器作りが始まります。縄文時代の幕開けです。

当時の人びとは、自然環境を生かして狩猟や漁撈、採集による生活を営んでいました。
彼らが日々の暮らしのなかで作り出した、土器や石器、土偶や装身具などのさまざまな道具は、力強さと神秘的な魅力にあふれています 」


1万3000年前とは、、想像しても思い及ばない程、はるか昔の土器が
いま自分の目の前に展示されていることに、考えさせられることは多くあります。


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出典:公式ホームページより


ダイナミックな造形の中にも、緻密で複雑な模様もあり
紐で編まれたポシェットにクルミが入っていたり
装飾品も多く縄文時代にもお洒落さんがいたり


どれもこれも興味深い土器ですが、縄文時代の国宝は6点あるそうですが
その全てが展示されており、圧倒的で奥深い存在感を醸し出しておりました。


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当時の人々を想像すること、ロマンを感じること
美しいと感じたものを、いま現代でも美しいと感じることができること
私も作り手の一端として、原点回帰し顧えり見ることの大切さを感じる機会でした。





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