ケイジです。
次男の11歳の誕生日祝いとして、家族で食事に出かけました。
外食をする際に子供たちにどこに行きたいかを聞くと、普段は男の子にありがちな感じに「ファミレス」や「焼肉」などということが多いのですが、なぜか誕生日は「和食」を好む傾向にあります。
この日も主役である次男の希望で、「和食」を食べにでかけました。
彼らのお気に入りは「梅の花」。
福岡県久留米市発祥の豆腐・湯葉料理のチェーン店です。
wikipediaによると、九州から北海道まで全国で67店舗あるそうです。
家ではできるだけ避けようとする「おひたし」を美味しそうに食べる次男。
湯豆腐を前に「おしのぎ」を(いつもと違って)ひかえめに口にする長男。
「お子様御膳」のうち真っ先に「豆腐グラタン」に手をかける三男。
なんとなく「よそ行き」な感じの三人です。
彼らの大好物の肉は少なく豆腐や魚が多いのですが、この店で食べる時は、意外にいつも満足するようなのです・・・
・・・店では、玉砂利洗い出しの玄関で靴を脱ぎ、畳敷きの廊下を通って、にじり口のような障子戸をくぐって、掘りごたつ式の個室に入ります。
個室で待っていると和装の店員さんが、「女中」のような感じで応対してくれます。
彼らの満足感は、こんな空間体験から受ける「特別感」によるものなのでしょうか・・・
実は、私自身も子供の頃(30年以上前・・・)出身地である大阪で、何度か両親に連れられて同じ「梅の花」に食事に行ったことがあったのですが、正直、我が子たちほど「特別感」は感じていなかったのを覚えています。
上に書いた空間体験はほぼ同じだったので、一体何がその時と違うのか・・・
子供をターゲットにしたメニュー開発と接客マニュアルの進化の成果なのか、あるいは、自宅に畳敷の部屋がないので、和の空間が特別に感じさせるのか・・・
理由は特定できませんが、とにかく彼らは依然として好きなようなので、また次の誕生日には行くことになりそうです。
ひょっとするとウチの三兄弟が変わっているだけかもしれませんが、各地にありますので、もし、お祝い等で子連れで食べに行くところに困った際には、試して見るのも良いかもしれないと思います。
ケイジ