こんにちは。
すっかり時間が空いてしまいましたが、スペインで過ごした時間の後編です。
ガウディ建築では外せない、
サグラダファミリアにも足を運びました。
平日の昼間にも関わらず、多くの人が訪れ様々な言語が飛び交っていました。
生誕のファサードの内側は、マリアの夫である聖ヨセフの像、
受難のファサードの内側は、マリアの像。
そしてキリストは、マリアの方を向いて十字架にかけられています。
私が訪れた時間には、受難のファサード側に強い日が射していて、
全面に施されたステンドグラスを通過する光は、文字通り燃え上がるようでした。
外部の彫刻ひとつひとつも聖書に基づいていて、
この建物自体が聖書のようなものだ、とガイドの方はおっしゃっていました。
知識が深ければもっと楽しめるのだろうと思いながらも、
圧倒的なその空間に飲まれるように、3時間そこで過ごしました。
完成は2026年とされています。
そのほか、
ブケリア市場、
スペインの新幹線Aveに乗ってダリ劇場美術館へ。
マドリードに移動してソフィア王妃センターでピカソの大作『ゲルニカ』を鑑賞、
プラド美術館にも行きました。
5月27日までは国立西洋美術館でも展示がされていますね。
旅の締めくくりは、
マドリードのタブラオ"コラル・デ・モレリア"でのフラメンコ。
本来フラメンコは、スペイン南部のアンダルシアという地方で発祥したものと言われています。
カタルーニャ音楽堂では、バルセロナやマドリードで見られるのはフラメンコじゃない!と、
冗談交じりに解説を受けました。
お店ではディナーを楽しみながらフラメンコを鑑賞できます。
観光客と思しき方がたくさんいらっしゃいました。
私はビール片手に鑑賞。
感想はというと、、情熱的でセクシー!一瞬にして虜になりました。
生歌とギターの生演奏に乗せて、汗しぶきが飛んできそうな距離でパフォーマンスするダンサーたち。
わずかな時間も見逃すまいと、
お店は不思議な緊張感と昂揚感に包まれていました。
写真は本編開始前の5分間のイントロダクション。
この頃は食事やお酒をたのしんでいた周りのお客さんも、
本編が始まると手を止め、静まり返っていました。
やりたいことを全て詰め込んだ夢のスペイン旅。
大人になってよかったと、心から思いました。
でも、日本に戻ってきてほっとしたことも、良き思い出です。
今回行けなかった場所にも、近い将来また。
その時にはぜひ、完成したサグラダファミリアを拝みたいものです。