近頃ついつい目に止まってしまう、気になるものがあります。
糸やビーズを使って模様を描く「刺繍」です。
これまでほぼ興味を持ったことはないのですが、なぜか急に気になる存在に。
きっかけはちょっとした贈り物を考えていた時に偶然見つけたハンカチ屋さん。
100種類以上あるハンカチから生地を選び、数十種類ある刺繍からデザインを選ぶことができる。
その人のことを想いながら選ぶ楽しさはプレゼント選びの醍醐味です。
ささやかな贈り物ではありますが、母と姪の誕生日にそれぞれ贈りました。
母にはパステルカラーで包まれた動物の刺繍、音楽の習い事をしている姪にはギターの刺繍を。
刺繍は他にも、ピアノやドラム、乗り物や人間、色々なデザイナーさんの作品から選ぶことができます。
やっぱりタイガーマスク。こういうのは靴下につけたいですね。
OLD-FASHIONED STORE H TOKYO
そんなきっかけから、とある2人のデザイナーさんの刺繍を見ては刺激を受けています。
そのうちのひとつ maison des perlesさん
小さなヴィンテージビーズを一粒ずつ刺繍したアクセサリ-。
使用しているビーズはフランス製そのほとんどは1930~50年代頃に作られた希少なものというこだわり。
デザインも面白く、動物や魚類、道具や自然、おにぎりとお味噌汁など、どれも絶妙なバランスで見ていて飽きません。
しかしまだまだ刺繍のアクセサリーは少なく、シュールなデザインのものはなかなか見つからず。
お値段は驚きの価格ですが、こつこつ集めていきたいものです。
針と糸があればそれなりにできる刺繍、チャレンジしてみるのもいいかもしれません・・ができれば誰かに作ってほしい!
刺繍には本来「お守り」のような意味を込めてお母さんが子供の着物に魔除けとして刺繍していた時代もあるそうです。歴史ある装飾技法が現代に新たな形となって注目されているのはとても興味深く。
今後刺繍デザイナーさんが増えて行くこと、期待しています。
ホンダでした。