年が明けてぐんと寒くなってきましたね。
そんな1月のある日に、新しい冬の楽しみを見つけました。
この日やってきたのは、和田堀公園。
なんとも哀愁漂う冬の公園で、ちょっとアヤシゲな釣り堀を発見。
その名も「武蔵野園」。
その日は寒く、あまり天気も良くないせいかほとんど人はいませんでした。
釣りは幼い頃に一度したことがあるのですが、釣れた記憶はありません。
餌と釣竿をもらって、とりあえずやってみます。
魚がひっかるのを待つ間、熱燗であったまりながらコロッケをちびちびかじります。
完全な「無」になれる時間です。
ひたすらぼーっと浮きを見ながら待っていると、餌だけ食べられてしまうことが続きました。
そして約40分後。
浮きが激しく動くので、竿を引っ張ってみるとすごく重い。
ついに釣れました。
人生初の獲物は、鯉。
鯉といえば日本庭園にいるものしか知らなかったので、
こんなところで鯉が釣れるなんてと驚きでした。
釣れると結構嬉しいものですね。
無になりたいとき、人混みに疲れた時、
寒空の下熱燗を飲みながらぼーっと過ごす休日も悪くないな、と思いました。