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気になるお店

てら

ぐんまけん出身。かたちフェチでへんなものを集める収集癖がある。最近海外旅行に行きたくてしかたがない新参者です。


10年近く使っている、財布があります。
10年も使っている割にあまり気に入っていません。


何故かというと。

端的に言えば『デザインが微妙』だからです。

これって結構致命的。

ではなぜ10年近くも使い続けているのか。

これはですね・・・。

1・財布
2・キーケース
3・カード入れ

この3つがセットになっていて、すっっっっっごく!便利なんです。
しかもサイズが小ぶりでスボンのポケットにも入ります。
これと携帯だけでどこでも行けちゃいます。
本当にこの機能はお気に入りで、いろんな人に財布の話題が出るたびにおすすめしてます。
そして、以外とこの3つがそろっている財布で皮を使っているものがないんですよね。
キーケースと小銭だけとか、キーケースとカードだけとかはあるのですが・・。
どうせ買い換えるなら皮製品がいいな、と思い(今持っているものは皮と布で出来てます)色々な皮小物のお店に行くたびに、
現在使っている財布を店員さんに見せながら「この機能が付いている財布ありますか?」と聞くんです。
これが本当に驚くほど売っていない!
需要あると思うんだけどな・・・。

そんな中、最近素敵な出会いがありました。

ブルースタジオの最寄駅である「東中野駅」の駅前に数ヶ月前から気になるお路面店が出来ていました。
「vasco」という、おしゃれな雰囲気のいいかんじのお店です。

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中を覗いてみると、何やら職人さんが作業をしている。

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並んでいる作品を見ると、どうやら皮工房のよう。
入ってみたいけど、店舗ではないからおいそれと入れない。
そんな感じで気になりながらも遠巻きに見ていたのですが、つい最近目の前を通った際に

『1階が店舗になっています。  店舗に人がいない時は工房の者にお声がけ下さい』というような内容の張り紙が。

これが面白いことに、工房だけかと思いきやそこが実は2階部分。近くの階段を降りて、
また下に行くと今度は店舗の方も路面店になっていて、この店舗が1階部分という面白い構造になっていました。

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↑この階段を降りて下の店舗に行きます。


1階も2階もどっちも路面店ってなかなかない面白い構造です。
早速工房の方に声をかけると1階の店舗を開けてくれました。
店舗の方もおしゃれです。

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皮小物もいくつかあったのですが、やっぱりあの機能が付いているものはない・・。
店員さんに声をかけ、実物を見せながら聞いてみると

「これなら作れそうですね」のひとことが。

私もあまりにもどこにも売っていないので「もうそろそろオーダーメイドしかないのでは・・??」と思っていたところ。
これは渡りに船とばかりに「お願いします!」のひとことが飛び出ました。
今回はオーダーメイドではなく、カスタマイズというかたちで作ってもらうことになりました。
その後あれやこれやの注文や、色、皮の種類など細かいところを決めて、ほくほくで帰宅しました。

というわけで、10年使い続けたぼろぼろの財布とさよならすることに。
さすがに10年も使うと、愛着が湧くものですね。
「今まで本当にありがとう。デザインはあれな感じだっだけど、本当に君は便利だったよ・・。」と
心の中で思いを馳せながら、現在新しい子ができるのを待っている最中です。
制作の打ち合わせは絵だけだったので、実際にどんな子ができるのか本当に楽しみ。





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