20年か15年くらい前に父から譲ってもらったカメラを直しました。
オリンパス「XA」。1979年発売のコンパクトカメラです。
手のひらに納まるようなコンパクトなサイズや
プロダクトデザインのコピックマーカーテクニックの教科書にでも出てきそうな、
四角とアールが程よくミックスされた、時代を感じる石鹸ケースみたいなデザイン。
着脱式の小型オートストロボ。
専用の革風ケースも残ってます。
ケースには父の名前と実家の住所が書かれています。
父も物を大切に使う人です。
撮った写真はその場で確認、写真をデータで残すようになった時代。
スマフォのカメラも高性能ですがフィルムカメラはそれはそれで遊べる気がします。
現像して初めて写真を見れる期待とか手間とか楽しみとか。
先日、写真店に行ってボタン電池を入れ替え、
ついでに入っていたフィルムの現像もお願いしたときのこと。
お金を払おうと「いくらですか?」と聞いたところ
「現像してみないと枚数が分からないからお代は後で頂きます」と店主。
そうだった、前払いじゃないんだ。思い出した、懐かしい。
撮影に失敗した写真は省いてくれるんですよね。
現像を依頼したフィルムはモノクロ。
10年前くらい、東京に来たての頃に遊んで撮ってたものと思われます。
現像があがってきて、お見せできそうでしたら次回のブログでアップしたいと思います。
たぶん相当恥ずかしい過去が写し出されているでしょう。
なんせ、あえてモノクロで撮っちゃってるくらいなので。
イシバシ