はじめまして!今年の4月からブルースタジオの一員となりました「たっち」です!
皆様に読んでほっこりしていただけるブログを目指してがんばりますので、これからよろしくお願いします!!
初めての今回は読んでみて面白かった本を紹介します!!
【蜘蛛の巣に絡まるハエ】の気持ちってどういったものだと思いますか
「たすけてくれ〜」
「うわ〜クモの巣だった〜」
とか思ってたりするのでしょうか
そこで今回紹介するのはこの本!
ヤーコプ・フォン・ユクスキュル著の「生物から見た世界」!!
この本の中は別の生き物の立場になって考える(ハエだけじゃない)ことや
生物にはいろんな世界があることを教えてくれるとってもいい本です。
本の中で
『環世界』(Umwelt)
というキーワードがあります。
環世界は
「すべての動物はそれぞれに種特有の知覚世界をもって生きており、その主体として行動しているという考え」だそう。
・・・・すごい簡単に言うと
さっきの【蜘蛛の巣に捕まるハエ】の例でみてみると
ハエの見てる世界とクモの見ている世界は全く別のもので
ハエの見えている世界にはクモの巣が全く存在してないらいしいです。
だからハエが蜘蛛の巣に引っかかったその瞬間は
別々だった両者の世界が出会った瞬間でもあるんですね。
一瞬で自分の知らない世界を感じたハエはどんな気持ちになったんでしょうか!!?
なんだかムツゴロウさんっぽくなってきたので(笑)
そろそろまとめます
人間可視世界には紫外線やら赤外線は含まれないと言われています。
ただモンシロチョウには紫外線が見え彼らにしかわからない情報があり
花の蜜の情報もそこを頼りにしているとか。
人間の見てる世界感じている世界の外側にはなんだか面白そうな世界がありそうですね。
見てる世界が違えば、考えることも違うのは当たり前だし
今感じている世界なんて自分の思い込みでしかないちっぽけなものなんだよ
大事なのは生き物みんなそれぞれ違うということを分かること
とユクスキュルさんに教えてもらったような気がします。
・・・いい感じにまとまった(!?)と思います笑
それでは