こんにちは。
ささもとです。
少し前ですが、
『岩井俊二のMOVIEラボ』というTV番組が全6回、NHKで放映されました。
各回毎に映画のジャンル別でテーマが与えられており、
ホラーにSF〜ラブストーリー..
岩井俊二さんとゲスト、それに映像製作を学んでいる学生がセッションする番組で
豊富な知識と資料に加えライブ感が気持ちいい番組でした。
再放送されると思いますので(勝手な推測)
興味があって未だ観ていない方にはお薦めです。
SFの会では、
月世界旅行/メトロポリス/エイリアン/2001年宇宙の旅/スターウォーズ/謎の円盤UFO/サンダーバード/未知との遭遇/ブレードランナー/バック・トゥ・ザ・フューチャー/うる星やつら/攻殻機動隊/エヴァンゲリオンと時系列で名作が紹介されました。
戦争や国際紛争であったりの影響が濃くなると、サイエンスフィクションや未来描写は影を潜めるのだそうです。
その間にサブカルとして物語や撮影のアイディアと技術が蓄積され、時を経て爆発的に世の中に提供される。
学生の頃にかなりの数の映画を観たのですが、ウェザリング(汚し)という手法が好きで
考えかたをデザインに活かそうと思っていたのを観ていて思い出しました。
作り立て、塗り立てのままで終わらせない。愛着と未完成のきっかけづくり。
公開中の岩井俊二監督の新作『花とアリス殺人事件』、こちらも観に行くの楽しみです。
http://hana-alice.jp/
(笹)