ウィルコ・ジョンソン(WILKO JOHNSON)が今年も日本にやってきますね。
通勤路の渋谷駅、巨大パネルの広告で知りました。
ウィルコといえばドクター・フィールグッドのギタリスト。
ピックを使わず指だけでカッティングをするのが特徴。
マシンガン・カッティングと例えられるそのカッティングは
多くのファンとミュージシャンを魅了しています。
日本のバンドの中でもウィルコと親睦の深かった
ミッシェルガンエレファントの影響で知ったのがウィルコ。
ウィルコと同じくマシンガンのようなカッティングのミッシェッルのギタリスト、アベフトシ。
アベフトシは「カッティングの鬼」と例えら切れ味鋭いカッティングが特徴。
アベは2009年に42歳の若さで急逝してしまいました。
僕が深く聞くようになったのはミッシェルが2003年に解散してからで、
高校の友人のボブも、大学の友人の池ちゃんも「かっこいいバンドがいる」
と教えてくれたのですが、なんとなく聞き逃していて。
衝撃を受けたのは解散直前にテレビで見たのがきっかけでした。
アベのギターをどんなに見たくてももう生で見ることはできません。いまだに後悔しています。
話はそれましたが、そんなウィルコ
2012年の暮れに末期の膵臓がんを宣告されました。もって数ヶ月。
年明けの1月には東京と京都で日本公演の予定も控えているなか、
投薬治療は受けず、可能な限り活動を続けていくと明かしていました。
最後の日本公演だろうと日本のファンにライブ中、何度も別れを告げたそうです。
ところがその夏、2013年のフジロックに出演決定...
ステージでは元気な姿を披露し今度こそ本当にお別れだと思った矢先
14年の日本でのツアーが決定...「今度こそ見納め」と思ったファンによりチケットは即ソールドアウト。
15年には再び...フジロックのステージに立ちました。
「死ぬ死ぬ詐欺」とまで例える人も出るほど。
そんなウィルコが今年も10月に日本にやってきます。
スケジュールはこちら
東京、名古屋、大阪のクラブクアトロ
京都の磔磔(たくたく)とおなじみの会場で行います。
いつか見れなくなるかもしれないウィルコのギター。
後悔しないように見に行きたいです。