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茶室をつくる旅2

ふじゆり


こんにちは。ふじゆりです。

ただいま茶室設計中なので、ステキ茶室を見に、滋賀は佐川美術館に行ってきました。

樂茶碗の15代樂吉右衛門が、自ら設計した茶室です。


ずっと夢想していた茶室は、残念ながら室内は写真撮影禁止。

しかし、外部からはOKとのことで、すみませんが下の写真だけになります!

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伝統的な形を踏襲しつつも、ビジュアルとして初めて見る茶室。

素材はなかなか真似できない素晴らしいものを使用しています。

こんな風に作りたい!でも、自分はまだまだ茶室初心者。費用もかかるし。。。

と悩んでいましたが、茶室の入口にかかっていた「守破離」という言葉にガツンときました。

まずは、伝統や型を守り、そこから他を研究し型を破り、最後は型から離れた独自の流儀に到達する・・・という意味です。

初心者の私は、まずは伝統を守るところから始めねば!と目が覚める思いでした。

みなさま、ぜひ行ってみて下さい!


そして、「守」を別のところで体感しました。

滋賀県の名店「招福楼」。

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茶室で美味しい懐石を頂いていると、白い砂利の美しい庭をお店の方が水を撒きながらゆっくり近づいてきました。

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「わ〜、ステキ!窓から見てると、こうやって水を撒く姿も絵のようだわ〜。」などとキャッキャ騒いでいたら、部屋の中に風が吹いてきました。

庭に面した窓の上部が開いていて、水を撒いた事で空気が動いて風が起こったようです。

私たちのはしゃぐ声も丸聞こえだったようで恥ずかしい・・・。

でも、日本家屋の造りは本当によく出来ていると思います。

軒が深いため室内は涼しく、でも庭の白砂利が光を反射して室内は決して暗くありません。

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そういえば、お店に入る時も、玄関に着物の女性が三つ指でお出迎え。

その背景と人が一緒になって、まるで絵のような風景でした。

かっこいい建物があるだけでは味気ない。そこに美しい所作で人がいて、「美」が完成されるのだな・・・

と伝統を「守」り続けて来た素晴らしいお店で感動を頂きました。

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最後に、滋賀県といえば琵琶湖。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ「シャーレ水ヶ浜」は湖に張り出したカフェ。

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食事をしていると対岸からボートで数人乗り付けて来ました。

ボートに乗って、対岸でちょっとランチ。か〜!カッコいい!!

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滋賀県は大人の遊び、かっこよさが心に残る旅でした。

さて、次は茶室素材の旅です!

つづく・・・





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