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変化を手渡す

ごえ

横須賀っこ。今は東京のにしがわ暮らし。書類や数字ともう少し仲良くなりたい。納豆とグレープフルーツとギターの音色がすき。


こんにちは。ごえです。

先日京王閣にて行われた、布博に行ってきました。
お裁縫する方にはたまらない、ファブリックのお祭りです。
(ちょうど"フェス"の記事が上がってましたが、まさに...!)
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お裁縫はしなくてもこの鮮やかさに心躍り、にやにやしながら歩いていました。
布をカットしてくれたり、ハギレ布やハンカチはもちろん、ボタン、レース、洋服、靴下なんかも売っています。


そこで出会ってしまったのが、こちらのイヤリング。
sg170329_02.jpg


草木染めをした糸でビーズをくるんで作られています。
使われているのはコーヒーやハイビスカスなど、本当にたくさんの種類の植物。
色素の強そうな植物と勝手に思っていたので、こんな淡い色が出るなんて驚きました。
(たくさんの植物名を教えて頂いたのですが、耳馴染みのある名前しか覚えられなかった...)

作り手はVeritecoさん
数年前まで都内に店舗をお持ちでしたが、草木染めへの想いから
2015年9月に香川県の豊島(てしま)に移住されたそう。
草木染めに使われる植物は、オーナーご夫妻が自らの手で育てていらっしゃるものです。


ここまででもずいぶん心が動かされたのですが、購入の決定打となったのは
「草木染めは色が変わっていく」ということでした。

長年使っていくと、色が濃くなったりするそうです。
ただし環境によって変化がさまざまなので、どう変わるかは全く読めないとのこと。

以前スタッフが書いていたみたいに、
誰かに渡す事ができたら素敵だなぁと思ったのです。
色が変わっていくなんて、長く楽しめそうです。


丁寧につくられたもの、ストーリーや記憶を持ったものはなんだか惹かれるし、
誰かに伝えたくなりますね。
大切に使おうと思います!





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