こんにちは。ごえです。
先日京王閣にて行われた、布博に行ってきました。
お裁縫する方にはたまらない、ファブリックのお祭りです。
(ちょうど"フェス"の記事が上がってましたが、まさに...!)
お裁縫はしなくてもこの鮮やかさに心躍り、にやにやしながら歩いていました。
布をカットしてくれたり、ハギレ布やハンカチはもちろん、ボタン、レース、洋服、靴下なんかも売っています。
そこで出会ってしまったのが、こちらのイヤリング。
草木染めをした糸でビーズをくるんで作られています。
使われているのはコーヒーやハイビスカスなど、本当にたくさんの種類の植物。
色素の強そうな植物と勝手に思っていたので、こんな淡い色が出るなんて驚きました。
(たくさんの植物名を教えて頂いたのですが、耳馴染みのある名前しか覚えられなかった...)
作り手はVeritecoさん。
数年前まで都内に店舗をお持ちでしたが、草木染めへの想いから
2015年9月に香川県の豊島(てしま)に移住されたそう。
草木染めに使われる植物は、オーナーご夫妻が自らの手で育てていらっしゃるものです。
ここまででもずいぶん心が動かされたのですが、購入の決定打となったのは
「草木染めは色が変わっていく」ということでした。
長年使っていくと、色が濃くなったりするそうです。
ただし環境によって変化がさまざまなので、どう変わるかは全く読めないとのこと。
以前スタッフが書いていたみたいに、
誰かに渡す事ができたら素敵だなぁと思ったのです。
色が変わっていくなんて、長く楽しめそうです。
丁寧につくられたもの、ストーリーや記憶を持ったものはなんだか惹かれるし、
誰かに伝えたくなりますね。
大切に使おうと思います!