こんにちは。
不動産仲介のあやこです。

2回に渡って、自分の物件購入＋リノベについて書かせて頂いてます。
今回はいよいよリノベーションについて！

＜前回のブログはこちらから＞

前回は物件購入に至るまでのプロセスを書かせて頂きました。
マンションの竣工図チェックや、構造の検査は物件契約の前にクリア！
契約が終わったらいよいよ設計のフェーズです。

我が家の要望は以下。
１、広いキッチン（旦那様が豪快にお料理して下さるため）
２、大きな本棚（旦那様の本が多いため）

わたしは室内全体を好きなテイストにまとめたかったので
素材や色にこだわりたい！というくらいでした。
あまり過剰に造りすぎず、家具で遊べる空間が良いなーと。

で、雑誌や写真集から好きなカットをたくさん選んで設計者に見てもらいました。
「ラフなんだけど、どこかクラシカルで上品な空間」が目標。
ラフさはコンクリート土間や躯体に塗装のみで実現、
クラシカルな雰囲気はドアノブの真鍮やモールディングで叶えて頂きました。

ちなみに、こちらが以前の室内。

さすが築45年だけあって、リフォームはされているものの古さが漂ってます。
この懐かしい雰囲気も嫌いじゃないのですが、思いきって全てにさようならです。

間取りは1LDK+土間で決定。
以前は躯体の間にお風呂・洗面・洗濯機置場・トイレと全てが詰まっていたので
敢えて洗面台と洗濯機置場は廊下に出しました！これが大正解〜◎

プランを決め、素材も大方決め、金額もなんとかまとまりました。
物件決済を経て、いよいよ解体工事！じゃーん。

ガランドウです。
ああ、いよいよ始まるんだ！とわくわく。
しかし解体工事って本当にすごい音で、ご近所の皆様にとても申し訳なかった。。
皆さんも工事が始まる前、しっかり近隣にご挨拶されることを強くお勧めします。

そしてそして、同時に家具もどんどん決めなければ！と、
設計者から頂いたフローリングのサンプル。

仕上がりと同じ塗装が施してあるので、これを持って家具屋さんを回ります。
色味のチェックができて便利でした！

解体を確認したところで、何とわたしたち夫婦はロスへ！！笑
目的は全米屈指の規模を誇るというフリーマーケットです。
わたしはアンティークが大好きなので、本当にヨダレものでした。

その時のブログはこちら。
本当はソファーとかドアも買ってきたかったのですが、
シッピングの費用に目玉が飛び出て、手持ちで帰れるギリギリまで購入。

日本だと何万円もするような照明が破格の値段で買えたり、
ちょっとファニーなインテリアがたくさんあって最高に楽しかった！

で、帰ってきたらすでに工事がこんなに進んでいました！

骨格が見えてきて、普段リノベとは無縁の旦那様はテンション上がってました。
次に行った時には以下のように断熱材もしっかり入って。
施工屋さんお手製の仮設作業台が素敵。

待望の広いキッチンもだんだんと出来上がってきました。
まずは土台を造って頂き、これから天板のステンレスが載るところ。

本当に楽しかったのがインテリアショップ巡り。
旦那様と毎週末ありとあらゆるところに出没。
同じ形でもそれぞれ違った表情を持つのがアンティークの良いところ。
ひとつひとつ相性を考えながら購入します。
リビング入り口のドアなんかは100枚くらい見て決めました。笑

キッチンもほとんど完成！
下の写真左手に見える梯子のようなアイアンは本棚の骨格です。
設計図を書いて頂き手作りです。棚板は安いけど味のある足場板で。

そして完成した我が家をチラリとご紹介します！

家具が入っていない内は「キレイに造りすぎちゃったかな？」と思ったのですが、
選び抜いたお気に入りのアンティークが入るとしっくり！
家が自分たちの色に染まっていくのがとっても嬉しかったです。

自宅を購入しリノベーションしてみて。
一番大きく変わったのは、家で過ごす時間が大切になったことです。

いままではバタバタと仕事をしたり遊びに出たり、
どちらかと言えば家にいることが嫌いな人間だったのですが、
いまはお花を買って花瓶に生けたり、ゆっくり料理をしながらお酒を飲んだり、
友人を招いて食事をしたり、家にいる時間がとても充実しています。

毎日朝目が覚める度に「ああ、わたしたちの家だ！」と嬉しくなるんですよ。
それだけ愛着を持てる家があるなんて、やっぱりちょっと自慢です。

皆様にもぜひ、この「しっくりくる感じ」を味わって頂きたいです。
家が変われば暮らしが変わるって本当です！！

そんな訳で今回もとんでもなく長くなりましたが、これでおしまいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました！

＜あやこ＞

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