はじめまして。若菜です。
4月からブルースタジオに加わりました。
まず簡単に自己紹介をさせていただきます。
3月に大学を卒業し、社会人1年目です。
趣味は旅行と料理で、最近は器に興味があります。
犬を飼っています。黒いワンピースが好きです。椎間板ヘルニアです。大宮に住んでいます。
ざっとですがこんな感じです。
初めてのブログですが、今日は最近行った旅行の話をさせていただこうと思います。
※香川に行くにあたって、岡本仁さんの本を購入。
記憶に新しいと思いますが2月のあの大雪の日。香川へ行って参りました。
当日は空港までのバスが欠便となり、予定していた飛行機は飛ばず、幸先悪いスタートでした。
香川へ向かった最大の理由は瀬戸内の島巡り。
3時間ほど遅れて無事高松空港に到着したのですが、この3時間が命取り。
島と島を結ぶ船は芸術祭期間外ということもあり1日に数本。
予定していた島へ行けず...ショック。
臨機応変に行くしかない!ってことで小豆島へ向かいました。
小豆島オリーブ公園に行ってオリーブを買ったり、イサムノグチの遊具彫刻を見たり。ちなみに香川は一足先に雪は去り、とても晴々としていて気持ちの良い気候でした。
次の日は豊島へ。
香川に行くのは2度目だったのですが、前々回の芸術祭のときには完成しておらず、見ることのできなかった豊島美術館へ向かいました。
この日はとても寒かったのですがあのやわらかい曲線を描いた美術館の上には少しだけ雪が残っていました。
豊島美術館が完成してから雪が降るのは初めてのことだったそうで、貴重な機会に立ち会うことができました。
中に入ると、大きく広がった空間は何とも言い表せないような包容力を感じました。
また必ず行きたい、そう思える場所でした。
その後は直島へ。この日はベネッセハウスに宿泊しました。
美術館に泊まるというなんとも不思議な体験をし、夜は真っ暗な館内を一部歩き回ることもできます。
部屋からは瀬戸内海が見えて、高松からの明かりが海を照らしていました。
次の日は本土へ戻り、岡本さんの本を読んで気になっていた坂出の人工土地へ。
なんともただならぬ雰囲気...下層には店舗と駐車場、上層には集合住宅。
二階建ての都市です。
店舗は営業していないところが多く、
平日の昼間ということもあり人はほとんどいませんでした。
住居部分は、玄関や外観はバラバラ。
地元の人に聞いたところ、現在半分ほどは空家だそう。
ミステリアスな雰囲気は隠しきれませんが、街の上に街が存在するようなこの場所、
少し手を加えれば生まれ変わるのではないでしょうか。
最後にイサムノグチ庭園美術館へ。
撮影禁止だったので写真はありませんが、アトリエや住居、庭園などがあり、住居内も入ることはできないのですが格子窓から中を覗くことができます。
AKARIやイサムノグチの彫刻などが配置されており、なんとも心躍る空間でした。
高台にある庭園からは高松を一望することができます。
予約が必要で、往復はがきで見学の申し込みをするというなんとも古風なやり取りをし、アクセスも不便な場所でしたが、訪問する価値のある場所でした。
高松へ行く際は、是非足を運んでみてください。
若菜