近くの公園で、次男が自転車の練習をはじめました。
8ヶ月程前に長男が自転車に乗れるようになってから、次男は自転車がほしいと訴え続けていました。
先月、小学校入学祝いとして、彼が好きな色/鮮やかな赤色のGIOS GENOVAを贈りました。
長男が3年生でやっと乗れるようになった自転車。
これから1年生になろうとしている次男にとっては少し大きな20インチに、そう簡単に乗れる訳もなく、何度も倒れながら練習していました。
練習1日目は転ぶことで終了。
かなりくやしかったようで、半べそをかいていました。
次の週末。再チャレンジです。
練習2日目もあいかわらず、あきらかに乗れなさそうな姿勢で、下ばかり見てペダルに足をのせていました。
練習を続けるうちに陽は傾いてきましたが、熱くなった次男が肌着姿になったころ、近所に住む同い年のB君が自転車で通りかかりました。
B君もちょうど自転車に乗れるようになったばかりで、次男の新しい自転車に興味津々です。
傍らで三男は、これも同い年のB君の妹とストライダーでランデブー。
・・・と、その時突然、B君が見守る中、奇跡が起きました・・・なんと、いきなり乗れました!
やはり下を向いてかなり危険なフォームながら、これまで5mと走らないうちにバランスを失っていた次男が、足をつかずに30m程走れました!
そして、次男のウイニング・ラン。
乗れたのがうれしくて、おもわず自分の脚で走りまわっていました・・・
長男が3年生でやっと乗れるようになった自転車に、結果的に次男は1年生になる前にたった2日で乗れるようになりました。
まずは長男から刺激をうけて自転車に興味を持ち、そして彼が突然自転車に乗れたのもB君の前でうまく乗りたいと強く思ったからではないかと思います。
運動神経の個人差もあるかとは思いますが、なにかができるようになるには、やはりきっかけというものがあるのですね。
友達や兄弟が与えてくれるきっかけは本当に貴重ですが、子供の成長にとっていいきっかけを与えることは親の役目でもあるかもしれないと、改めて感じる出来事でした。
ケイジ