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『その夜の侍』

りえ


こんにちは、りえです。

先日、昨年11月17日に公開された『その夜の侍』を観ました。

見終わって時間が経った今も、
ため息が出る程衝撃が大きかったので、ご紹介させてください!

東京のはずれで鉄工所を営む中村健一(堺雅人)と、
中村健一の妻をトラックでひき逃げした木島(山田孝之)。

中村は妻を亡くしてからの5年足らずの間、
毎日何度も妻の留守番電話に残された声を聞き返す。

妻が亡くなり5年が経つ日に向けカウントダウンをするように
「お前を殺して、俺は死ぬ。」という脅迫状を毎日木島に送り続け、
訪れたその日、中村と木島は対峙する。

sg131118_01.png

簡単に言えば、妻を殺された男の復讐劇なのですが
悲しく切ないのに、どこか変で外れていて可笑しいんです。
出てくる人たちがみんなおかしい。

なのに、全て観終わった後
エンドロールが流れていくのを前に、
号泣してしまいました。
(たぶん泣く映画ではないはずです。)

映画のネタバレは嫌なので多くは言えませんが、
堺雅人、君はそれでいいのか!と思わずにはいられません。

でもそれがいい。

堺雅人、恐るべしです。

公式サイトに載っていた感想に、
手を挙げて同意!のものがあったので、ご紹介。


【よしひろまさみちさん|映画ライター】
周囲にいてもらっちゃ困るキャラばかりが出てくるのに、観賞後はその人間味の深さに圧倒。キモすぎる堺雅人、悪すぎる山田孝之、ヘタレすぎる田口トモロヲ、と、この作品でしか観られないレアな演技に吸い込まれるわ!

うん。まさにこれです。

みなさん、ぜひ秋の夜長に観てみてください。


( りえ )





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