こんにちは 菊です
予備校の学生寮をリノベしたホテル
ANTEROOMに泊まってきました。
京都は十条にあるこのホテル、
ただのホテルではありません。
エントランスのアイアンサッシの向こうには、
倉庫めいたオープンスペース、謎のオブジェ...
ホテルのロビーは、静かにアートが並ぶ「GALLERY9.5」と
一体化しています。オブジェは名和晃平さんの作品でした。
そこから伸びる、アートがずらりと並んだ廊下には
学生寮だった雰囲気も十分に残っていて
リノリウムの床がどこか懐かしい感じ。
ありがちな「ホテル×アート」というだけではなく、
アパートメントも併設されていて、実際に京都在住のクリエイターや
感度の高い人々が暮らしています。
人々の生活する空気みたいなものが、
単なるホテルではない暖かい雰囲気をにじませていて
アート作品やディティールまでこだわったデザインが
非日常を演出している、とてもバランスの良い空間でした。
泊まったお部屋はテラス付きのこの部屋。
いろいろな所に小技が効いていて
ホテルの部屋で落ち着くどころか、
仕事柄、あちらこちら細部のおさまりや可愛い金物で
ひとしきり大はしゃぎ。
その中でもきらりと光る小技グランプリは...
何だか分かりますか?
何と「スケボーの車輪」部分を
引き戸の取っ手として使っています!
思わずにやりとしちゃうヒップなデザイン心です。
京都の中心街からは少しだけ遠いけれど、
みなさまも京都に行くときには
ANTEROOMでアートな一泊、おすすめです。