我が家の息子たちは、公園の遊具が大好きです。
公園に行くと待ち構えている遊具たち。
自分も小さいとき、公園にいろんな遊具があるとワクワクしながら遊んだのを思いだします。
でも先日、なんとなく遊具が好きではなくなっている、遊具を前にすると少し不機嫌になっている自分に気づきました。
何故か?
自問するとすぐに答えが出ました。
子供が危険なことをしないか、見張らないといけないから。それも継続的に。
人の親ならおそらく必ず覚えがあると思いますが・・・遊具で遊ぶ子どもを見るのは立ちっぱなしで正直、疲れます。
春の暖かい公園で子供たちを見張りながらも、ケンチク関係のお仕事をしているオトウチャンは、また考えてしまいます。・・・ひょっとして遊具って、ケンチク?
気になって調べてみると(職業病?)、ありました。
国土交通省から『都市公園における遊具の安全確保に関する指針』。
これを読む限りにおいては、どうも、遊具は建築ではなさそうです。
『指針』によると、遊具は「冒険や挑戦、社会的な遊びの機会を提供し、子供の遊びを促進させる」ものとのことです。
そして、「保護者は、遊びには一定の自己責任が伴うものであることを認識する必要があり、・・・(中略)・・・子どもの遊びを見守り、ハザードの発見や事故の発生に対応することが望まれる」としっかり位置づけられていました。
国交省に言われちゃしょうがない、オトウチャンは子どもの遊びを見守らないとね・・・
・・・と、自分を納得させようと考えを進めつつ、いくつか写真を眺めていると、一つのことに気づきました。
長男が三男を見守っています!
おお、長男はこちら側に来ようとしているのか・・・と、親にとってはなかなか感慨深い発見です。いわば、遊具による教育効果のサンプルが目の前にいました。
そして、ここに至って、自分自身も遊具のおかげで成長したであろうことに思いが及びました。
・・・これからは私も、疲れるとか言わずに、遊具で遊ぶ子どもたちを見守ろうと思います。
ケイジ