こんにちは、アユムです。
今、目まぐるしく(?)変化をしようとしている阿佐ヶ谷。阿佐ヶ谷について、独断と偏見でレポートを綴ります。
以前に、【中杉通り編】を書きましたが、今回は【阿佐ヶ谷住宅編】です。
この写真、実は一昨年の春に撮った写真です。
都心にも関わらず、こんな素晴らしい自然に囲まれた団地があるのかと、学生時代にいつか前川國男設計のテラスハウスに住むことを夢見ておりましたが、既に立ち退きが進んでいたため断念。
それでも身近にこの自然を感じたいと思い、一昨年からこの近くの築古木造一軒家を借り、散歩や花見など、大自然の四季を堪能させていただいておりました。
しかし、今年からこの景色が見れなくなりました・・・。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、阿佐ヶ谷住宅の再開発が到頭始まりました。
家が近い事もあり、近隣住民説明会のお知らせがポストに入っており、阿佐ヶ谷のバーで近所のおじ様方と肩を落として文句を言い合ったりしました。
再開発の詳細についてはコチラ
元々の団地計画時、武蔵野の自然将来戻るように計画され、実際50年かけてやっと自然が戻ったのをまた壊すという行為には、全く共感出来ません。
阿佐ヶ谷住宅が失われるのを惜しむ方々はとても多くいると思います。
昨年にもCasa BRUTUSに載っていたかと思いますし、こんなサイトも最近出来ております。
再開発の計画自体が、ストック型社会の考えがまだまだだった時のものなのかもしれませんが、これだけの反対意見がありながらも、それでもやるのか・・・?今の時代の流れからしたら、絶対リノベに皆さん賛同すると思いますよね。
今年の春も、豊かな桜を咲かせています。しかし、そこに近づけないのが実に残念でならないです。
未だ計画案の詳細が分かりませんが、野村不動産、安藤建設のタックがどこまでこの写真の様な素敵な景色を作り上げるのか、しばし様子を見て行こうと思います。
〈アユム〉