こんにちは、マホです。
暦は春に近付いているのに、まだまだ寒い日が続きますね。
そんな夜には、あったか~いものが食べたくなります。
ということで、今回はおでんの話。
おでんは日本全国、どこに行ってもある食べ物ですが、
意外と地域性が色濃く出る食べ物だって知っていますか?
私の地元、広島のおでんは冒頭の写真のように
濃いめのだし醤油で砂糖入り。
底が見えないほどの茶色いつゆの中から、お目当ての具材をゲットするのに
苦心したものです。
がしかし、コンビニのおでんをみてビックリ!
まず汁が薄味。さっぱりしてこれはこれでおいしい。
次に、見たことのない具材!
それはちくわぶ。
東京では当然の様に売られていますが、私は上京して初めてお目にかかりました。
このもちっと感、今ではすっかり大好物。
けれど、しばらくは完全にちくわだと思って手を出さずにいました。笑
そこで、ちょっと気になっておでんの具について調べてみると
こんなマップを発見。
出展:紀文HP
この図をみると、"ちくわぶ"は関東のほんの一部のエリアしかないようですね。
どうりで初めて見たわけです。
それ以外も、地域によって全然入るものが違うのが分かります。
こんなにもバリエーションがあったとは、新発見。
北海道の「マフラー」、九州の「餃子巻き」、見たことない具材がわんさか。
今度旅に出るときには、おでんに注目してみるのも面白そうです。
上の表には載っていないのですが、
私のなかでおでんの具ランキング1、2を争う地元の具も負けていません。
その具材、それは・・・
その名も「がんす」
今でこそ広島みやげとしても売られるようになりましたが、もともとは一部地域でのみ
食べられていたものです。
見た目はカツみたいな風貌ですが、魚のすり身に野菜や一味唐辛子を混ぜ込んで
パン粉を付けて揚げたもの。
唐辛子のピリッと感とやさいの甘みがたまりません。
これを食べたいが為に、年末実家に帰る時には、かならずおでんをリクエストします。
こちらのがんす、地元ではおでんの具材として食べるのが一般的ですが、
お酒のつまみとして、七輪であぶって食べるのもとても美味です。
広島の味として、もっと全国の皆さんに知ってもらいたい一品。
広島にお越しの際はぜひ。
みやけ水産HP
http://www1.enekoshop.jp/shop/miyake1950/