こんにちは。
blue studioのタニザキです。
この度、設計担当をしておりましたお宅が竣工しました。
このお宅は約55平米のマンションの一室を改修した事例で、フルスケルトン改修を行いました。ただ、一部設備がリフォーム済みのお宅でしたので、使える部分はうまく利用しコストコントロールをしています。
また、RC壁式構造といういわゆる「壊せない壁」がところどころにある構造で、場合によっては間取りがほとんど変えられない場合もあります。その代わり、壁式構造の場合、柱などのでっぱりが出ない分、空間はスッキリとした印象になるので、逆のその点を好まれる方もいらっしゃいます。
出窓のあるマンションも多くありますが、今回は出窓の前に「もう一つの窓」を造り印象を変える工夫をしています。アーチ状の方は寝室にあり、ジュエリー等をディスプレイできるようスエード生地を台に貼っています。スクエア状はリビングで、正面から見るとサッシ枠が見えなくなりまた違った印象に見えるから不思議です。
お引っ越しをされた後、お住まいになられている状態でまた写真を撮りにお伺いするのが今から楽しみです。
<タニザキ>