清々しい秋晴れの空、いや、まだまだ厳しい残暑の太陽の下、
早稲田・穴八幡宮のお祭りに行ってきました。
今年は穴八幡宮遷座950年にあたる節目の年だそうで、
立派な宮神輿が氏子10町会を巡行する事になっています。
この宮神輿、前回に出たのは十余年前との事で、
境内は早朝からなにやら色めきだっています。
神輿は全長7メートル!
この神輿を各地から集結した神輿会と町会の面々で担ぐのですが、
宮出しと宮入りは、穴八幡の白半纏をつけた者にしか担ぐ事が許されません。
光栄にも白半纏を授かり、宮出しと宮入りを担がせていただきました。
猛者どもの汗と怒号が飛び交う中、意を決して突入!
もみくちゃにされながらも、しっかり担いできました。
宮出しが無事おわると、各町会に神輿がリレーされ、街を練り歩きます。
日も傾いた頃、ようやく地元喜久井町に神輿がやってきました。
いよいよこれから、町内巡行から宮入りへ、クライマックスを迎えます。
宮入り前には鳥居前で揉みに揉みまくり、
最後は神輿が高らかと掲げられました。
そして神輿頭が一本で締めます。
こうして、十余年ぶりのアツい一日が終わりました。
大のオトナが神輿を巡って怒鳴り、競い合うなんで、
「なんて大人げないんだ(笑)」とか憎まれ口を叩きつつ、
清々しい気持ちで境内を後にしました。
宮神輿に先立ち、前日は町会の子供神輿が出ました。
次に宮神輿が出る時には、彼らが活躍してくれることでしょう。